昨日の続きのお話

昨日、スコーンを買ったあとにあったお話。

一度スコーンのあとに続けて書いて、
消してしまったのだけど
やっぱり書いておく。

あれから、実家の最寄駅のほうに戻って歩いていると
道端で1人の若い女性に声をかけられた。海外の方。
手には、チョコを数個~十数個つめた小袋を、たくさん持っている。
そして1枚の紙も。

内容はこのような感じ。

「私は留学生です。お菓子を売っています。よろしくおねがいします」


あ!と思った。
同じ人ではないけど、同じような人に昨年会った。
7/6(火)、七夕の前日の夜だった。
いまの家のすぐ近くのドトールの前に立っていて。
そのときは、そういう方に声をかけられたのが初めてで
どうしようと思って、最初は通り過ぎてしまったんだ。

でも、すごく気になって、引き返して
確かチョコはもらわず、小銭をほんの少しだけお渡しした。

その後、歩いてたらなんか涙がばーって出てきた。

「もう二度と会えないかもしれない」と思ったら
もう少しお渡ししたくなって、また引き返して、千円札をお渡しした。

「チョコはいらないです」と言ったんだけど

「すごくおいしいから、もらってください」と言ってくださったので
いただいた。
別れるとき「いいことがたくさんありますように」と言ってくださった。

そのチョコはおいしくて、家に帰って割とすぐに食べてしまった笑
でも、最後の一つはまだ冷蔵庫に残してる。


そんなことが半年前にあって、
ドトールの前を通るたびに思い出していた。

もし今度会えたら、ごはんを奢ってあげたいな
絵本(自作のミニ絵本)もあげたいなぁ
なんて思いながら。

だから、今日はなんだか嬉しくて
こないだみたいに躊躇することもなく、千円札をお渡しして
チョコを1袋いただいた。
こないだいただいたチョコと、同じ種類のチョコをつめた袋もあったけど
せっかくだから、今日は違うのにしてみた。




「素敵な1年になりますように!」
と言い合って別れた。

昨日の晩、ネットで少し検索したら
やはりこうした留学生に遭遇したという記事がたくさん出てきた。
テレビをまったく見ないので知らなかった。
世間の声にはなにも興味がないからね。
もちろんネットの声も。
自分は昨日、会えて嬉しかったんだ。

7月の方も、お元気だといいな。







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