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霊峰目指して駆け上がれ!第一回JBCFおんたけヒルクライム E2 8位

こんにちはゆゆです。
先日のハルヒルに続き、今回もヒルクライムレースに出場して参りました。

・出発

 大会前日の朝10時に出発。
父の運転する車に揺られながら下道を使って4時間かけて宿泊地の開田高原に到着。

今回宿泊するお宿。
こじんまりしてなかなか良いです!


宿に到着して荷物を部屋においてから、近場を軽く走りました。
 開田高原は標高1000m以上の場所にあり、夏場でも涼しく空気がとても澄んでいて避暑地として人気のスポットになります。

宿から5kmほど走ってちょこっと岐阜県にお邪魔しました。


近場を走っているとそばの畑があったり、昔ながらの商店や火の見櫓、古びた電柱などを目にすることができまるでアニメや美少女ゲームに出てくるような田舎の風景が広がっていて、思わずテンションが上がって走るたびに立ち止まってたくさん写真を撮ってました。

どこまでも続く農道と、遠くに聳える霊峰・木曽御嶽山
清流に架かる橋で一休み。

 宿に帰って麓のスーパーで購入したご飯を食べて、源泉かけ流しのお風呂でリラックスしてこの日は20時に就寝。 山岳部で縦走登山をしていた時は大体19時に寝て、朝3時起床とかあったので早寝早起きは嫌なくらい身に染みてます。(笑)

レース当日

レース当日の朝は4時半に起床。
4時半にも拘わらず気温は15℃に達していてこの時期の開田高原にしてはかなり暑いのではと思いました。
宿の周りを軽く走って、御嶽山の見える展望台で写真を一枚。

ガスってます。
山と田園風景がマッチして堪らないです!


朝の御嶽山は山頂付近がガスっていて晴れ予報でしたが、少し不安になりました。10㎞程走って宿に戻り、朝風呂で血行を良くしてから朝ごはんを食べ、身支度を整えて7時に宿を出発。宿には木祖村ロードに出場した選手やおんたけに出場する選手もかなり泊まっておりました。
 宿を出発して40分程で会場の王滝村松原スポーツ公園に到着。
受付とライセンスコントロールを済ませて30分ほどローラーでアップします。レース開始は10時で待ち時間が長くローラーに飽きてきたので近場をウロウロして他のチームの選手と談笑して緊張を和らげたりしました。

・コース全容

・レーススタート

アップを済ませてスタート地点に集合。
 今回のレースはカテゴリー別に1分ごとにスタートするという形で行われて、会場の松原スポーツ公園をスタートしたらアクチュアルスタート地点までの5㎞区間は交通規制が敷かれてなかったので、カテゴリーごとにスタートしたら縦一列になってアクチュアルスタート地点まで目指します。
レース概要には最大斜度7%と記載されておりましたが、走り始めて3㎞程走って最初の登りに差し掛かった際、サイコンを見たら10%の表示がありだまされたと実感しました。(笑) 
 アクチュアルスタート地点に到着して先のフェミニンがスタートしてから2分後に本スタート。
スタート時にSUBARUの選手がアタックしていきましたがこれは見送って、先頭集団で登っていきます。2分後にSUBARUの選手は集団につかまって元通りになり、淡々と集団で登っていこうとしていた際に先頭を引いていたJCLに参戦しているプロチーム「レバンテフジ」のダニエル選手が、ペースを上げていきこれに追随して私を含めた10人程の逃げ集団が形成されました。
 気づいたら後ろの集団が見えなくなっていて「このまま垂れずにいくしかない」と思い、必死に食らいついていきました。私たちがハアハア上っているにも拘わらずダニエル選手は「イージー!イージー!」と言っていて、ヨーロッパ人は違うなと思わされました。(笑)
 10人弱いた集団も段々と減っていき7人程の集団になって走っていきますが、残り20分弱の地点で先頭グループからドロップして、残りは落ちてきたE1の人を拾ってゴールを目指しました。
 

・ゴール

 途中後ろから来た同じカテゴリーの選手を見送って8位でフィニッシュ。
途中酸欠になってしまい頭が少し痛かったので、ゴール直後は深呼吸をして水を飲んで頭痛を解消しました。
 ゴール地点は霊峰・木曾御嶽山の登山口があり、標高が2200mを超えていて結構寒かったです。

例年に比べて雪は少ないみたいです。


下山時間まで写真を撮ったり、いろんな方々と話したりして時間を潰して下山。下山中はレース中に見ることが出来なかった絶景を楽しむことができ、途中上ったスキー場付近からは木曾山脈や蓼科山などの名高い名峰を望むことができ、山岳部員としてとても興奮しました。

霊峰に続く登山口
次は部活の山行で行きます。
御嶽山をバックに一枚!


 途中の休憩スポットでイナーメ信濃山形の小出選手が勤める「あたり前田のクラッカー」でお馴染みの前田製菓のブースが出ていたので、そこでクラッカーを頂きました。

突如現れたあたり前田のクラッカーのテント。
しっとりしていて腹に溜まります。


下山して会場に戻ったら速攻で片付けをして帰宅。

いつの間にかセグメントにランクイン!

・最後に

今回のレースは今まで出たヒルクライムレースの中でもトップレベルできつくヨーロッパで走っていたプロ選手との実力差を感じられたレースになりました。ですが前日泊まった開田高原や御嶽山の景色に魅了されてレースだけでなくプライベートとしてもまた訪れてみたいと思いました。6月の全日本選手権まで時間がないので、気を引き締めて更に練習に励みます。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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