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未経験がざっくり説明するwebマーケティング〜どこから取り組むの?編〜

3回目です!前回は実践的にどう戦略を考えていくか、という話でした。 前回少し触れましたが、戦略立ててから戦術であり、その方法はいっぱい、やる事もいっぱいあります。
今回はじゃあどこから手を付けるべきかをお話します。

①CVに近いポイントから優先的に取り組もう

CV(コンバージョン)とは:webサイトにて目標到達となる行動の事。何をCVとするかは目標によって異なります。例えばtwitterから自社ECサイトに送客する事が目標なのか、同じくtwitterから自社ECサイトにアクセスし何かしら商品を購入する事が目標なのかでCVは変ります。

下の図を見て下さい。あるサービスの認知から継続利用までの各段階毎に取り組む施策例と、優先度を①〜④で表しています。

ferret:基礎から分かるBtoBマーケティング実践ガイド P.23

サイト訪問して商談に繋げる事がCVなので、まず①の項目から取り組んでいく事が分かります。①の項目をざっと説明しますね。

・LP改善:LP(ランディングページ)とは訪問者がした際に一番初めてにアクセスするページの事です。特に訪問者のアクションを誘導する事に特化したページを指します。

例えば、口コミで噂のお菓子を検索したら、その商品の紹介と「ご購入はこちら」とバナーがついたページがヒットし、そこから即購入できるといったイメージが分かりやすいかと思います。

・EFO:申し込み入力フォームの改善

・A/Bテスト:2パターンまたは3パターンのwebサイト等のデザインを用意してCVの確率やクリック数を比較するテストです。つまり、どのデザインが人が集まるか検証するテストです。

・CTA設計:ユーザーに行動を促す文字やバナーを設計する事です。先ほどの例になぞらえて、お菓子の「購入はこちら」のバナーの文字や画像などデザインがCTAです。

つまり①は「webサイトの改善」がまず始めに取り組む事を表しています。どんなに広告を打ってもwebページがイマイチならお客さんは見てくれないですものね。

②顧客の検討段階毎にマーケティング施策は異なる!

実は図の①を心がけてやっていくと、ある段階で数字として成果が予想より下回ってしまうという悩みが発生します。なぜかというと、CVに近い段階から手を打っていく施策は、サービスを探している層(明確層や顕在層)にしかリーチしないからです。もっと狙う層を広げて潜在層にもアピールしていく事でリードを増やせます。
逆に潜在層はいっぱいいるけど、いまいち売上に繋がってないという場合は、潜在層をどんどん上に深化させる様に取り組み施策が必要という事です。

下記の図を参照して下さい。

ferret:基礎から分かるBtoBマーケティング実践ガイド P.25

③今回のおさらい

1、CVに近い施策から手を付けよう!

「まずサービスの存在を知って欲しいのか」それとも「サービスに関する資料を請求して欲しいのか」と目標によって施策は異なる事を理解する、そして段階毎に施策の優先度を付ける事が大事。

2、顧客の検討段階毎に施策を打ってみよう!

ある程度効果が出てきたらリードを増やしたり、逆にリードナーチャリングをしてみたり自社の市場を作っていける様に行動していきましょう。


今回はここまで。細かい用語の解説もありましたが、全体としては施策にも段階と優先度があって、がむしゃらにやるのでは効果が無いって事ですね。そして一番最初の記事に書いたリードジェネレーションとリードナーチャリングがここで出てきましたね。書いてて「これ、進研ゼミでやったところだ・・・!」的な感動がありました。
次回はweb上にて検索されるために、知っておくとお得なノウハウを紹介していきます。

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