『ある日に、ゆよんと』 ゆよん堂テーマソング第2弾🎪
ときどき
くよくよするけれど
それぞれ
ゆよんと生きている
いつも どんなときも
そばにいなくてもいい
ましてや ずっとなんて
ある日に 気がむいたら
線路から はみ出して
なにか飲みにおいでよ
ときどき
くよくよするけれど
それでも
ゆよんと生きている
いつか 読んだ言葉
胸の中でポッカリ光る
太陽、星、月のように
ある日に 気がむいたら
るらら 旅に出る気分で
本を開きにおいでよ
ありきたりの
あたらしいうたを
つくるのも
きっとおもしろい
ああ、今夜もサーカスは続く
幾時代か過ぎ去っても
忘れない歌や詩がある
こころや思ひ出と共にあるから
ときどき
くよくよするけれど
それでも
ゆよんと生きている
ときどき
くよくよしたあとで
ありがとう
ゆよんな詩人たち
『ある日に、ゆよんと』 作詞 小林りおか・山田正史 作曲 山田正史
※この曲は、古本詩人ゆよん堂のテーマソング第2弾です。ちなみに、第1弾はアーティスト・燕野さとるさんの詩を歌った『港の古本屋』という曲です。
詩人の小林りおかさんが、ある日に歌詞を書いたといって持ってきたので、それなら曲をつけようとメロディを考えて作った曲です。歌詞の一部は僕も書きました。
ゆよん堂にこれまでに来て頂いた多くのお客さん方に大きな感謝を込めて。また、これからお越しになる方々だったり、本が大好きな方々、詩や歌を愛する方々、読書という行為への祝福を込めて。
励ましになるような詞とメロディを思って作りました。こんな時代ですし、作っていた時の季節は寒い寒い冬だったので、温もりを感じられるような曲にしようと思って。
過去のゆよん堂インスタ弾き語りライブでも、度々歌っていますので、ぜひご視聴ください。ちなみに、僕が書いた歌詞の言葉は、中原中也、ヘッセなどの詩にオマージュを込めています。ヘッセの『書物』という詩の高橋健二・訳が本当に素晴らしくて。
長くなりましたが、ぜひ聴いてみてください。ムーミン物語にモランというキャラクターがいますが、彼女が差し出した薔薇みたいな歌を作りたいもんだと、僕は常々思っています。
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