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不安

抽象的なタイトル.この程度の漠然とした言葉でしか感情を語れないことが自分の程度の低さを物語っているような気がしてならない.

ともかく1つめの投稿なので,自己紹介と投稿の趣旨をまとめたいかと思います.

自分の経歴(学歴?)をまとめると,

海外生まれ→麻布→駿台→東大工学部→東大院(現在)→・・・
こんな感じである.典型的なエリート臭がするし実際その類だと思う.エリートという存在については別途述べたいと思う.

生い立ちから追うと,生まれはタイのバンコクだった.商社マンの父とそれなりにお嬢様な母を持った関係で小学生まではタイとイギリスでほとんどの期間を過ごした.なので
”小学校の給食を食べたことがなく,ごく稀に発生する給食美味しかった・不味かった論争に参加できないです,”
というのがツカミの1つだったりする.ウケたことはない.

小学校までは結構クラスでもうるさかったような気もしていたのだが,中学に入ってからはずっと寝ていたような記憶がある.部活動や友達付き合いなんかは普通に充実していて,自由気ままに過ごせた良い6年間だったのではないかと思っている.

大学でも部活動を中心に生活が回っていて,本当の意味で学問に向き合うことはなかったと思う.大学院では研究に向き合う2年間にしようと思ったわけだが,幸か不幸か研究には不向きな性格だと早々に認識したのであった.

そして現在,この時期にもなると大学4年生,修士2年生のほとんどは就職先を決めて,近づく学生生活の終わりに様々な思いを抱いているかと思う.僕も(現実でもずっと1人称は僕だった)つい先日就職先を決めたのだが,どうにも整理できていない感情がこの投稿のきっかけだった.

今後の人生に大きく関わりうる選択を,この程度の感性・理解度で行う

ということがたまらなく不安になってしまうのである.散々悩んでも結論が出ない,出るわけがないというのが自分の就職活動の一つの結論だったかもしれない.それは就活市場への批判というよりも自分のこれまでの生き方,特に大学の使い方が未熟だったことへの反省につながっている.

つまり僕が書きたいのは,自己啓発本に載ってるような普遍的に通用する(かのように思わせている)成功者のアドバイスだったり,ライフハックみたいな生産的内容では決してない.信念とか自己肯定感の低い人間の私小説あるいは隙あらばの自分語りだと思って呼んでいただけると幸いである.

ちなみに,これまではtwitterでぽつぽつと思ったことを呟いてノートがわりにしていた.ただ1文で構成される文章では思考の全体像がぼやけるようで,自分の価値観や判断基準を洗練するのには役立たないことに気づいた.1000字レベルの文章を書くことは今の自分にとって結構エネルギーのいることではあるが,少しでも自分の思考が整理されればいいなと思う.

僕のこの投稿の目的は,

社会に出たことのない人間が,これまでの人生を省みて,将来への決意を今より少し明確に持つことである.似たような思いを抱えてる人がいれば少しは気が楽になるようなそんな気持ちである.


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