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【スナック箕輪】箕輪厚介✖️本田圭佑


こんにちは。

がっきーです。

4月23日(金)zoomというビデオ会議アプリにてスナック箕輪に参加致しました。  

今回はスナック箕輪での【箕輪厚介✖️本田圭佑】による対談内容を自分がメモをしたこと記憶を辿りながら書いてみました。

※メモと記憶を辿頼りに対談内容を再現しています。所々実際の会話の言葉と違う表現になっている可能性がございます。予めご了承ください。


目次
1.ブラジルの現状
2.対談のテーマ「メンタル」について
3.箕輪厚介はなぜ編集者になったのか
4.本田圭佑のハードワークの秘密
5.パブリックイメージについて
6.俯瞰の行き着く先は【人間の命のちっぽけさ】
7.人生の好きなひとコマ
8.アスリートの生き方について
9.参加者からのQ&A
10.もし本田圭佑が政治家になったら?
11.最後に





1.ブラジルの現状

箕輪厚介:いま、世界中で流行しているコロナによるブラジル国内の現状について。

世界の多くの国々は自粛ムードにあるが、ブラジルはその真逆をいっている。

ブラジル人は働きたい人が多い。

ステイホームをすることによって儲かる人もいるしそうでない人もいる。

本田圭佑の住むリオデジャネイロは世界一貧富の差が大きい。

ファベーラというスラム街には10万人いる。

中には学校に行っていない子もいる。

本田圭佑の住む家から2〜3キロの距離。

ただリオデジャネイロ自体は皆んながイメージするほど悪くはない。

歩く場所さえ間違えなければそこまで危険ではない。

普通に女性1人でも夜町に出ることができる。

ただ万引きは気をつけるべき。


2.対談のテーマ「メンタル」について

今回のテーマであるメンタルについて。

箕輪厚介:本田圭佑というサッカー選手を見た時、色々な要素がある中でメンタルという部分で見ると本田圭佑は飛び抜けている様に思います。

箕輪厚介が衝撃を受けたあるプレーに垣間見えたメンタルの強さについて。

本田圭佑がACミランにいたとき、【FKで元フランス代表メネズとのボールの奪い合い】のシーン。

メネズの時の様なシチュエーションは子供の頃からイメージトレーニングをしていた。

あれぐらいは氷山の一角だったとか。

父の影響を受けてW杯優勝を夢見ていた。

イメージトレーニングする時は、具体的にFKを外した時の絶望感までイメージしていた。

本田圭佑のメンタルの強さの秘訣は色々なシチュエーションを具体的にイメトレすること。


3.箕輪厚介はなぜ編集者になったのか

本田圭佑:ずっと気になっていたのですがなぜ箕輪厚介さんは編集者なのか。

んー、分からんない。

小学生の頃とかはスポーツ選手、自分はサッカー選手を夢見ていた。

しかし自分はあまり上手くなかった。

そうなると普通のサラリーマンになるしかないけど、真面目な仕事ができないと思った。

ふざけていることが評価される許される会社しかないなと考え、テレビ局や出版社を受けた。


本田圭佑:僕から見たら箕輪さんもメンタルが強く見えるけど。幼少期からなんですか。  

僕はヤバイって瞬間になるとアドレナリンが出て燃える。

インドに大学1年生の頃にバックパッカーに行ったとき、宝石を買えと監禁された。

突き倒して逃げた。

ただ僕はホテルではなくネカフェに駆け込んだ。

そしてこの一連の出来事をすぐにSNSのブログに書き込みました。  

どんな目にあっても【ネタにできるんじゃないか】【人生が面白くなるんじゃないか】【なんかこれネタになるなー。飲みの場で話したいな】てなる。



4.本田圭佑のハードワークの秘密

箕輪厚介:大きな夢を目指し続けられる強さを教えてほしい。

知らない人も多いと思うのでまずは僕のバックグラウンドについて。

小学生の頃から祖父母に育てられた。

すごく厳しくスパルタ教育で育った。

祖母が伝説の人でめちゃくちゃ働く。

基本的に叩かれない日はなかったとか。笑

家庭は亭主関白だった。

おばあちゃんは止まらない。

ハードワークはおばあちゃんの影響で身に付いた。

僕のメンタルの基礎は父親。

「何をやってもいい。ただやるからには一番になれ」と言われる。

父親は男としてカッコ良かった。

本田少年がそこを聞くのは尊敬していたから。

父親は世界になれるかどうかを基準にアドバイスしてくれた。

アドバイスによっては半信半疑のこともあった。不安になることもあった。

ただそこで自分は割り切っていた。

なぜなら実現する為にアドバイスしてくれていたから、受け入れられなかったら実現できないと。  

僕は投資家でもあるんですが、

世界一を目指すっていう人はハードワークができていない人が多い。

本田圭佑の【人よりやる】の定義について。

やりすぎてケガするは経験しておかないとダメ。

痛いのに続けて大怪我ぐらいしておかないと。

いくら怪我しても死なない。

質の話をするやつほど量をやっていない。

ただ質は大事。

まずは量をやって怪我をして失敗してそこで気づいて質にいかないといけない。

圧倒的な量をやってもダメだ。絶望する。それはやり方が間違っているから。

そこで始めて反省することで殻が破れてフェーズ、つまり質に転換する。


5.パブリックイメージについて

箕輪厚介:聞きたいことがいくつかあります。パブリックイメージがすごいハングリーというイメージがあるけど、だらける時ってないのか。

モチベーションが下がる時とか気が抜けちゃう時期とかないのか。

まず基本的にメンタルが折れることがない。

ヤバイってなったら俯瞰して一歩自分が下がって自分を見るようにしている。

そうすると自分がバカに見えてくる。

俯瞰して考えることを習慣化している。

自分のことをミスターポジティブと呼んでる。  



6.俯瞰の行き着く先は【人間の命のちっぽけさ】

俯瞰して行き着く先は【人間の命のちっぽけさ】に気づくこと。

人間関係、お金、挫折のことで落ち込む。

ただ俯瞰して考えて欲しい。

いま問題になってるコロナもそう。

コロナはコロナからしたら人間であるお前が黙れと思っている。

人間は自己中。

人は自分だけが落ちこんでいると思いがち。

でも僕たちは地球に生かされている。

お前の悩みなんかどうでもいいわ。生きようと死のうと過去に忘れられる。宇宙の1ページにも刻まれない。

そう考えると気持ちが軽くなる。

時間と距離を引き伸ばす。  

物事が上手くいかない時ほど俯瞰してビックマウスに。逆に上手くいっている時は謙虚に。
調子に乗るな上には上がいると自問している。



7.人生の好きなひとコマ

本田圭佑:皆んなが楽しんでいるのを俯瞰して見ているのが好き。

僕の人生の好きなひとコマがある。

幼稚園の頃から「BBQみたいに皆んなが活動できる、楽しめる場所を作るのが好き」

年長と喧嘩して遊び場を奪って、友達のプラットフォームを作っていた。お前らここで遊べと。

皆んなが喜んでいる姿を見るのが楽しい。


幼稚園の時は自分のエゴが強すぎた。

自分がリーダーとしての自覚は幼稚園の頃からあった。

強い先輩を打ち負かして遊び場を作ること。

自分のポジショニングがあった。

箕輪厚介:幼稚園の頃からリーダーの自覚ある?

自分なりのリーダー哲学がある。それを自分の人生を通じて実践したいという想いもある。

「おれが俺が」はあくまでツール、ゴールではない。

箕輪厚介は自分、自分タイプ。

でも、本当に箕輪編集室というオンラインサロンのフットサル部で皆んな楽しそうにしているのを見るのが好き。

箕輪さんもプラットフォーマー。



8.アスリートの生き方について

箕輪厚介:東京オリンピックが延期になって日本代表になれる可能性は増えたか。

別に変わらない。

コロナのせいでサッカー選手や他の格闘技、アスリートはまじで大変なんじゃないか。

食っていけない、コンディションの維持、副業の仕方について箕輪厚介さんに相談がよく来る。

アスリートは今、何をすべきか。

全員が挑戦者であり、リーダーになれると思っている。

アスリートにフェイクは存在しない。

勝ち負けがはっきりしているから。

そういう人たちが発信する声に価値を日本は見出せていない。

海外ではすごくリスペクトされている。

アスリートは結果が全て。

もっと評価されるべきだし、アスリートの発信を増やすべき。

CtoCビジネスのモデルが必要でファンによるダイレクト課金でファンが支えるという仕組みが必要では。

自分の考えを発信する場を作る。

アスリートが稼いだらダメ違うのではと思う。

それはオリンピアンには少ない。賢いし、言語化能力がある。

それって業界や環境が厳しいから。

代表でも活躍してメダルとってもバラエティには出るなと言ってる。

ちゃんと世間にアスリートの価値を伝えるべき。

基本的にアスリートは引退をすると凋落してしまう人が多い現状がある。

メジャースポーツの中間層がそうなる。下の9割ぐらい。

上の1割は辞めた後にどうにでもなる。

現役の頃は稼げるから思考が停止してしまう。

しかしここの本質は【学校教育】にある。

学校では全然、社会のことを教えてくれない。

今の教育は手段がゴールになってしまっている。

数学や国語がゴールではなく、手段である。

順番が違う。



9.参加者からのQ&A

箕輪厚介:最後に参加者からの質問に答えてもらってもいいですか。500個くらいあります。

500個でも全然いけます。

まず「プレッシャーをコントロールする方法」

オーストラリア戦のPKについて。

あれは狙って真ん中を蹴ったか。

そう。

その過程のメンタルについて詳しく教えてほしい。

プレッシャーを感じる。

ただこれまで何度もシュミレートしている。

想像を超えるプレッシャーを感じた時に思い出して欲しい。

一旦、何歩も下がって俯瞰して自分を見て欲しい。

いや、それは普通できない!

もう少し簡単に、【開き直って欲しい】

外して敗退したらヤバくないですか。

いやいや、大したことはないですよ。

自分ではコントロールできないプレッシャーは跳ね除けようとせずに認めて受け入れてください。

俺が蹴って外したらここにいるやつ誰が蹴っても外す。

自分が一番ふさわしいと勘違いするぐらいでいい。

真ん中を蹴ったのは何となく。

戦略的ではなく、その瞬間に感じた。

あのキーパーならどっちかに飛ぶと。

では次の質問。


箕輪厚介:4月からコロナで自宅待機、研修が延期なって不安に感じている新社会人へ何をやるべきだと思うか。

不安や不満があるっていうのは自分への期待値が高いから。

下回ってしまっても死なないということを知って欲しい。

全部ダメでも死にはしない。

前提としては【どうにでもなる

まさに【死ぬカス精神】ですよね!

辛くなったらそう思ってほしい。

下回っても大丈夫と思ってほしい。

自分みたいな境遇の人はいくらでもいる。あなただけじゃない。

心配するな。


「楽したり怠けたりしたいと思うことはないのか。」

BBQを俯瞰して見るのがすごくゴージャスで楽している。

一瞬、欲望に負けることはあるか?

数は少なくなってるけどある。

糖分を我慢しきれずに必要以上に摂る。

脳が快楽に負けることはある。

エスプレッソに負けたりですか?

いや、エスプレッソは完璧にコントロールしていますね。

自分で集中できない人の特徴を考えている。  

息抜きが必要とか色々するけどなかなか集中できない様にできていると感じる。


本田圭佑は子供の頃からゲーマー。

この間、ワントウキョウ作ってからサカつくを始めた。  

「一時的なストイックはできても、ずっとはできない」

継続できない人にありがちな特徴として、【頑張れる時に一気にやりすぎ】。

自分は結構、それができる人。

一回で頑張りすぎないこと。

自分自身にといて欲しいのは「なぜそれをやるのか」と自問自答すること。

その情熱の出所はどこらからきているのかを知ることは大事。

目標に対するワクワク感を仕事にセットしないと続かないですよね。

目的が定まってなくて走り続けられる人を見たことない。


「コロナ時代のスポーツ観戦について」

これからどうなるか。

変わる。

現場でしか味わえない価値は変わらないが、新しい価値が生まれ始めた。

インターネット上で見る価値。

今後さらに技術革新が進みネットで疑似体験できる鑑賞スタイルができるのでは。

プレミアリーグは基本的にチケット収入、放映権、スポンサー費で運営されている。

スポーツはこれからもっとダイレクト課金がメジャーになるのでは。

というのもスポーツは瞬間の興奮が半端ない。

点を決めた時とか。

直接課金できる様な、例えば格闘技とか。

試合直後に投げ銭で課金する。

歴史的な試合に勝ったら。

1円でも1億人が見ていたら1億円になる。

ファイトマネーを超えるのでは。

今後、そういうプラットフォームが増えてくるのでは。  

箕輪さんが点取ったら課金しますよ。  

箕輪厚介:ワントウキョウの話していいか。

ガチきつい。

プロレベルの人も多い。

今までのサッカー人生で出会ったことない人と練習している。

そんな人たちと鳥カゴやってる。

本田圭佑と箕輪厚介、どっちが先に引退するか。


「ホンダにとっての引退時とは。」

2年前くらいに明確に考えていた。2018年に引退する予定だったが感情と計画が変わった。

今の段階では全然考えていない。

全体像を見ながら判断する。

今のコンディションはどうか。

良い、フィジカルも過去ないくらい良い。

しばらく自主練が続く。

このコロナの期間で差がでるのでは?

自分で自分を管理できない人が多い。

箕輪さん、めっちゃトレーニングしている。

ワントウキョウの選手はめちゃ意識高い。


「経営者本田圭佑としてのビジョンは」

経営者としても色々なことに挑戦している。

ただ【やるからには世界一】という父親の言葉がプログラミングされている。

今は事業も投資もサッカーも教育もやっている。

どこかのタイミングで一本に絞るかを模索している。

本田圭佑が尊敬する経営者がいるのか。

投資家ならウォーレンバレット。

日本でも色々な方からも。堀江さんや三木谷さんも。

中でも名前を挙げるとすると、ユニクロの柳井さん。

初めあったときはいきなり説教された。

何て説教されたのか。

もっとアスリートだから金髪とか服で見せずに中身で見せてくださいと言われた。

本田圭佑はおっしゃる通りです。柳井さんのことが好き。

説教されることがなくなる。だから最初に説教された思い出はすごくよい思い出。

日本帰った時はまず会いに行く。

話をしていてどんなふうに感じるか。

こだわり、徹底ですね。

すごくストロングスタイルだけど最先端。

原理原則を大事されてる様に感じる。

考え方が違うから会いに行って何か盗みたいと思う。


経営者から何か盗んだことはあるか。  

基準を妥協しないこと、ダメなことはダメと徹底して言うこと。

誰と会ってる時が一番興奮するのか。

人による。

起業家精神を持ってて頑張ってる人は応援したい。

ビジョンも大きく、やることやってる人。

すごく変わり者だから嫌い人も多いかもしれないけど、そう言う人を好きになることが多い。  

理解できないってことはその人に何か魅力があるんだなって。

箕輪さんは止めても止まらない人。

ワントウキョウをかっこよくしてくださいと面接時に言われる。

すごいい上司だ!って感じた。

面接で得点王になると言った。

コロナによってコンディションが間に合うと思う。

ガチトレして痩せてる。

開幕でハットトリックしますね。

僕は投げ銭する準備しておきます。



10.もし本田圭佑が政治家になったら?

箕輪厚介:政治家になる。都知事選出ますか。
本田圭佑が日本改革論を唱えるとしたらどう改造するか。

日本や世界を知る本田圭佑がどう変える聞きたい。

なったとすると、【他の政治家にはできなくで僕にしかできないことをする】と思う。

それは【徹底したグローバル化】

今の資本主義は争いを生み続けるモデルになってる。

対立というものが避けられない社会になってる。

良い意味で競争で発展してきたけれども、一方で大きな代償もあった。

もっと世界に扉を開いて、日本人がもっと英語を学んだり異国の人から新しいことを盗んで持ち帰ることで日本の成長スピードが上がるのではと思ってる。

日本は未だに鎖国だと僕は思ってる。

もっと移民とかも積極的に取り入れるべき。

でもそうすると日本人は負けちゃうんじゃないかという話もあるが。

資本主義の新しい形を考えればいい。

今はGAFAに利益が一極集中している。

この利益を分散させられるのは国の権力だけ。

だからそれをもっと再分配すべき。

頑張った人が夢を掴む社会にしたい。

一方で、社会は全員で成り立っているので勝てないとダメという雰囲気が悪。

色々な人にチャンスを与えるには国の権力を活かすしかない。

今はまだできていない。

問題は人でなく、シムテムエラー。

70億人がいるから皆ハッピーに生きてるじゃん。

70億人のBBQを見ることが一番の幸せだと思ってる。

じぁ、僕とうもろこし焼きますよ!

本当にありがとうございました。  

11.最後に

最後は僕の今回の対談を受けての感想をお話して終わりたいと思います。

まずすごいのが本田圭佑さんのポジティブ思考、メンタルに対する俯瞰して物事を捉えれる力です。

サッカー選手として世界中で活躍され今ではビジネスの世界でも。

そんな本田圭佑さんが語る物事の捉え方やビジネスのお話はとても勉強になる部分ばかりでした。

また箕輪厚介さんは質問力が半端なかったです。

聞いている人にわかりやすい様に工夫してかつ本田圭佑さんの魅力や深い部分を引き出す質問。

また難しい内容を簡素化する言語能力は僕も盗ませていただきたいと思います。笑


さて今回はスナック箕輪の対談内容を書きました。

参加された方は復習用に、また参加できなかった方はぜひメモを取りながら記事を読んでみてください。

この記事を通じて、どこかの誰かのコロナで暇な時間を有意義な時間になることができたとしたら嬉しい限りです。

本当に箕輪厚介さん、本田圭佑さん、貴重なお話を聞かせてくださりありがとうございました。


いつも記事を見てくださりありがとうございます! 皆さまの貴重な時間をいただき、本当に感謝しかござません! これからもチャレンジャーであり続けます。 一緒に夢を追いかけましょう。 プロフェッショナル稲垣