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【今でしょ!note#58】 身近に手軽な「非日常」を持つ

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

今日から仕事の人も多いと思いますが、皆さんはこの三連休、どのように過ごされたでしょうか?
私は、元旦から仕事だったこともあり、三連休の予定を考える時間がないまま迎えてしまい、三連休初日の朝に妻と「3日間何しよかね?」と相談するくらいノープランでした。

何となく「温泉とか行きたいよな」と言ったところ、いいねと2つ返事で妻がスマホでポチポチはじめて、「ここはどう?」と山中湖にある宿泊場所を見つけてくれました。

そのままレンタカーを予約して、急遽2泊3日の山中湖旅行に出かけることになりました。

今年はじめる「人生初」の一つに、「非日常」を味わうために子ども2人を連れて行ったことのない国に行く、と宣言していました。

海外ほどの非日常ではないものの、車で1時間ちょっとで行ける山中湖でゆっくり過ごせる時間は格別です。

出発日の朝に急遽行くことが決まり、二つ返事で「行こう」と一緒に出発したMy家族のフットワークの軽さには鼻が高いです。笑

今日は、ゆる記事で、月に一度くらいは手軽な「非日常」を感じられる場所に足を運ぶことの素晴らしさを改めて感じたので、記しておきます。


「何もしない旅」の旅程

昨年行った2週間のイタリア旅行で最も個人的満足度が高かったのは、観光都市をまわったことではなく、ガルダ湖というミラノとヴェネツィアの間にある自然に囲まれたコテージで何もしない時間を過ごしたことということは、過去記事でご紹介した通りです。

これに味を占めた私は、この2泊3日の旅を極力何もしないことに決めました。

1日目の朝に急遽決まったこともあり、東京を出たのは昼過ぎ。三連休でしたが、時間が遅かったこともあってか渋滞せずに1時間ちょっとで山中湖に着きました。

到着後、焚き火でじゃがいもやマシュマロを焼いて食べることができたので、富士山を眺めながらゆっくり焚き火しました。

冬の富士山はクリアに見える

その後、山中湖の周りを6kmほどランニングし、そのまま大浴場に。夜はしゃぶしゃぶを食べに出掛けて、部屋に帰ってきてビール飲んで寝ました。

2日目は、朝起きて2時間ほど考え事をして朝風呂に。その後、子どもとキッズコーナーでサッカーしたりして、卓球やテニスをしました。

朝から運動はThe Well-beingです

昼は自転車を借りて近くのピザ屋に行き、おしゃれなジンジャーエールに出会いました。

おしゃれジンジャー。お酒飲んでる気分になる

昼過ぎに宿に帰ってきて、子供たちは昼寝をし、妻は読書やマッサージチェアをして、私はランニングに出掛けてまた大浴場で考え事をしました。
その後、また富士山を見ながら焚き火をして、夜ご飯食べて、部屋で子どもと三人で飲み会をして寝ました。

3日目も同じ感じで、朝早めに起きて考え事をして朝風呂に入って、朝食食べてテニスをして、帰りに富士急のトーマスランドに寄って、15時ごろには東京の自宅に戻ってきました。

ディズニーに行くよりも近い富士急ランド。パーシーにも乗ってみたかった・・

三連休をのんびり山中湖で過ごして得た気付き

1 アイデアを整理できる

私は、何か考え事をして、整理して、企画を作ったり誰かに伝えて反応を見ながら修正していくのが好きな性格です。
前回投稿した記事も、せっかく2泊3日でのんびり過ごすのであれば、何か考えていることを1つ形にして帰ろう、と思っていたので、先日見た教育関連のレポートをもとに自分なら何を企画するか?と自分自身に課題を課して言葉におこしました。

おそらく、この三連休を家で過ごして、同じだけ考える時間があったとしても、この記事ができるところまで考えは整理できなかったと思います。
ものを考えるのに適した場所を示す「馬上(ばじょう)・枕上(ちんじょう)・厠上(しじょう)」の三上という言葉がありますが、改めてこれを言語化した過去の人に頭が下がります。

「馬上」としては、山中湖に行くまでの往復の車を運転したり、ランニングをしている時間、「枕上」としては、朝早く起きて一人でコーヒーを飲んだり朝ぼんやり富士山を眺めている時間、「厠上」としては、朝風呂の時間です。

普段の生活とは別の場所で一人で考える時間を作り、そこで3日間という時限を自分に設けて考え事をしてみることで、一つ来る前には整理できなかった発想を持つことができました。
今後も、何かアイデアをまとめたりする時には、環境を変えることを意識したいです。

2 家族全体の連休満足度が上がる

子どもがいる家庭の3連休は、ともすれば平日よりもストレスがかかることもあるかと思います。
「子どもをどこに連れていこうか」「昼ごはんと夜ごはんは何にしようか」「風呂は何時に入れようか」・・・など、休みなのに考えないといけないことが多く、生活を回すのに頭を使う時間が増えて疲れてしまうからです。

一方で、三連休は普段とは別の場所でゆっくりする!と決めてしまえば、大人にとっても良い気分転換になりますし、子どもも家より広い部屋やお風呂に興奮しテンションも上がり、テニスや焚き火や普段とは別のおもちゃなど、普段できないことばかりで楽しそうでした。

せっかくの三連休なのに、子どもは遊び足りずストレスがかかり、大人もあまり休めずストレスがかかる・・というのは辛いですよね。
これが遠出になってしまうと、移動時間も多くなりかえって負担がかかってしまうのですが、車で1時間程度の近場で気分転換できる場所を持つ、というのがミソです。
うちの場合、上の子が車酔いするので、車移動は敬遠しがちですが、1時間であれば、昼寝をしている間に移動できますし、親の負担も大きくありません。

もともと、東京23区内に住んでいたのですが、リモートワークの普及や子育てなどを考えて都心まで1時間以上かかる場所に1年前に引っ越してきたのですが、この選択は正解だったなと改めて感じることができました。

3 人生の想い出が増える

「Die with zero」で語られている通り、お金はあの世には持って行けず、想い出や経験の蓄積など、人生の充実感を得るために使い切って死んでいきたいものです。

死ぬ時に1000万円を預貯金として残してしまったということは、1000万円を使って経験できたであろうことを経験できなかったということです。
私の家庭でも、「人生で最も貴重な時間を短縮するためのことには積極的にお金を使おう」、「家族の想い出作りには毎年このくらいはお金を使おう」と決めて、使うところにはしっかり使うことを意識しています。

もちろん、何気ない日常こそがプライスレスでありますが、普段とは違う場所に行って撮った写真はやはりいい想い出になりますよね。
月に1回は国内どこかに出かけ、年に1回は海外に行く、というのを、小さな子どもがいても、やはり継続していきたいと実感しました。

お金は、人生を豊かにするためのツールなので、どんどん使ってお金に働いてもらってこそ意味があります。
これからも、家族の想い出作りと、知らないまちやお店を知って、自分の感度を豊かにするために、積極的にお金を使っていきたいと思います!


それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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