【書評】悩む力 天才にすら勝てる考え方「クリティカルシンキング」
こんにちは。Yuyaです。
今回はメンタリストDaiGoさん著の、悩む力 天才にすら勝てる考え方「クリティカルシンキング」をさっくり書評していきます。
自分はこの本に限らずメンタリストDaiGoさんの本から、大きな影響をうけてきました。
今回はその中でも読んでよかったと思う本になります。
「悩む力」とは。クリティカルシンキングという考え方の話を書いていきます。
・クリティカルシンキングとは
・クリティカルシンキングを得ることによるメリットとは
・クリティカルシンキングがなぜ必要なのか
この点について自分が感じたことをベースに書いていきます。
クリティカルシンキングとは
クリティカルシンキングとは、批判的思考のことです。
物事に対して、一歩引いて「いやそれはちがうのでは」「自分はこうだと思う」と物事を批判的に考えることです。
思えば僕はとても批判的でした。もともと天邪鬼で他人と同じことをするのが好きでない性格なのもあったかと思いますが。
言われたことに対し、最初こそは経験もなかったので、とにかくやってみるだけでしたが、経験を積んでいくと「これってこうなのでは」とか「自分はこう思う」と思っていくようになりました。
ただ態度には出さないです。表向きには言われたことに対して素直に真面目に取り組んでいたように見えたと思いますし、実際も頭では批判しながらも手は動かしていました。
クリティカルシンキングを得るためには、個人的な経験でいうと、相手の主張や要求に対して、それにのまれるのではなく、「ちょっとまてよ」とメタ(自覚する)することが必要だと思います。
また場合によってはですが、答えを求めないも必要だと思います。こうであるべきと答えを明確にしたがる風潮がありますが、答えはひとそれぞれでもいいんじゃないと、白か黒でなくグレーでもいいのではという価値観が必要なのではないかと思います。
クリティカルシンキングを得ることによるメリットとは
クリティカルシンキングのメリットは、「意思決定に役立つ」「自分をよく理解できる」「未来を予想しやすくなる」「コミュニケーションがうまくいく」など、8つのメリットが書かれています。
個人的に、この批判的思考をすることのメリットと感じるのは、1つは自分を客観視し知ることにつながることです。
この本にも「自分をよく理解できる」と書かれていますが、自分を客観視して自分とはどういう人間なのかを知ることは、これからの時代必要になると思います。自分を知ることで、これからを生きていく上での判断基準になるからです。
もう1つは、自分の意見を持つことができることです。鵜呑みにしないでうたがうことで、自分はこう思うというものが浮かんできます。それによりこれからの時代に必要な自分軸で生きることにつなげられるのではないかと思います。
クリティカルシンキングがなぜ必要なのか
クリティカルシンキングがなぜ必要なのかとは、思い込みや答え、常識に縛られないことにつながると思うからです。
これからは不確実な時代。これまでの常識が通用しなくなるかもしれません。そのなかで「これまではこうだった」と過去の常識、思い込みに縛られると失敗を招くかもしれません。
自分自身で答えを出していく。そのために必要な能力だと思うのです。
僕には自分にしかできないこと、他の人が真似できないような人生にしたいという思いがあります。
そのためには、人と同じ考え方をしないことで、競争することなく、自分独自の価値を作ることができると思います。
また「これまではこうだった」「みんなこうしている」という思い込みや慣習はありつつも、今自分はこうしたいと思ったことに対して、勇気を持って実行していく、そんな自発性な人間になりたいなと。
結論、批判的思考によって、自分軸で他人に流されない、自分の人生を生きることにつながると思います。
この本は、このような人間になっていくために必要な本質的なことを謳っていると思います。
誰も真似できない、自分だけの、オリジナルな人生のために。
これからも悩み続けます。
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