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上市

「上市」。


この読み方を知っているだろうか。


ちなみに、僕は初見で「かみいち」と、読んだ。

正解は、「じょうし」。意味はこのとおりだ。

新しい商品やサービスを市場に出すこと。
出典:goo国語辞書


初めて見る言葉だった

インターン先で記事の添削をしていたとき、この言葉が突然、文の中で出てきた。

かみいち?、なんて読むんだろう?

そう思って、調べて、読み方やその意味を知った。初めて見る漢字だから、ちょっと驚いた。

そして、インターン先で毎回書いている日報でその話をした。

そしたら、「上映、上場とかと同じだね。」と上司の方からレスが来た。さらに、上司の方が調べてくれた。すると、そもそも「上(ジョウ)」にはこんな意味があることがわかった。

おおやけの場に出す。のぼす。のせる。「上映・上演・上場・上程」
出典:goo国語辞書

この一覧を見て、「たしかに」と思った。

テレビを見ていると、映画の広告で「絶賛上映中です」みたいに出てくる。けれど、「上映」の上の字がどんな意味を持つのか知らなかった。そもそも違和感さえ持っていなかった。それが、ひょんな形でつながった。

「おおやけの場に出す」。そんな意味が「上」にはあったのか。そんな驚きの発見があった。

僕は日常で使う漢字に、違和感を持つことがもうほとんどない。わりかし、日常で触れる漢字には限りがあるし、これまでの学生生活である程度は学んできたからだ。

だからこそ、こんな発見があったことが面白かったし、ちょっと嬉しかった。

こういう発見があると、実は毎日の生活の中には知っていると思っていても、知らないことがたくさんあるんだなとわかる。自分の驕りに気がつく。

わからない度に、立ち止まる。スルーしようと思えばできるその機会は、新たな気づきと発見につながる機会でもあるのかもしれない。

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