子どもの頃の夢
子どもの頃の夢というと、少し昔のことのように思う。それに、結構自分から発信することが多かった気がする。自分も、友だちも。
「なれないかもしれない」なんてことばが、頭をよぎることもなくて、ただ純粋にその先を決めていた。
昔の夢を語ろう
先日、インターン先の人と雑談会なるものをした。
以前、ここにも書いたけれど、継続的に行っている。15分ほど、テーマを決めてお互いに話すだけなのだけど、とても面白い。テーマが決まっているというのが話しやすい理由なのかもしれない。
今回のお題は、「こどものころの夢」だった。
お花屋さんとか、裁判官、技術者、トリマー、政治家──人それぞれ、違っていたのだけれど、どうしてそうなったのかを聞くと「なるほど」とか、タイプとかが見えてくる。
ここでは、自分の話をしたい。
僕が一番最初になろうと思ったのは、お寿司屋さんだ。
小学生になる前の頃、おじいちゃんやおばあちゃんに、よくお寿司屋さんに連れて行ってもらっていた。親から聞いたのだけど、そのときに、「僕もお寿司屋さんになって、美味しいお寿司つくる」と言ったらしい。
そこから、お寿司屋さんになろうと、自分でお寿司を作ったりもした。
そのあとは、小学1,2年生の頃にサッカーを2年ほどやっていたことから、サッカー選手になりたいと思った。
小学5年生になると、またその夢は変わる。今度は、学校の先生になりたいと思うようになった。
というのも、当時、教育実習の先生が小学校に来ていて、とてもいい先生だったのだ。みんなの人気者で、お昼休みは一緒に遊んでいた。
僕は、同時モンスターハンターサードをやり込んでいたのだけど、先生も一時期やっていて、その話で盛り上がったこともある。
最後は、クラス一人ひとりに手紙を書いてくれた。今大学生なって、当時の先生と同じ立場になったけど、忙しいし、他に楽しみもあって、やりたいこともあってという中、30人ほどに手紙を書いていたのかと思うと、すごく愛を感じる。
とにかく先生が楽しそうだったし、自分もそういう先生になりたいと思った。だから、先生になりたかった。
とはいえ、先生の夢もまた変わる。今度は、何かの社長になりたいと思うようになった。
とくにきっかけはなくて、クラスの子が「おれは社長になりたい」と言っていたから、良いなって思ったからだった。あと、おじいちゃんが経営者だったこともある。
そういう周りの環境をモロに受けていた。
でも、そこからあんまり夢がなくなったと思う。
高校で、大学を選ぶときには、「お金持ちになりたい」という理由で、経済学部を選んだ。安直だし、入った今ならわかるけれど、全然関係ない。
そうして、今に至る。
この話に対して、他の人からは、「突き詰めていくタイプなんだね」と言われた。なんとなく、ハマったものに入れ込んでしまうだけな気もする。
今は、コンテンツをつくることをしたいなと思っている。けれど、具体的な「こうなりたい」みたいなものがない。
お金持ちにはなりたいし、すごい人にもなりたい。ただ、具体性がないのだ。
難しいなと思う。ただ、有りたい状態はある。それは、毎日を楽しく過ごすことだ。僕はどちらかというと、何かに入れ込んだり、没頭できたりするのが楽しいと感じる。
中学から大学の今も続けているバドミントンは、一つの試合に没頭できるから好きだし、こうしてnoteを書いているときも、自分の中身について考えることに没頭している。
でも、書きながら、夢の着地点を描けないなと思う。ふわっとしていて、例えるなら、雲にのっている感じ。マリオのジュゲムみたいな(笑)。
今の夢については、もう少し考えていたい。だから、この話には、結論がない。
でも、自分の夢を振り返るのが、おもしろいことだけはわかるし、勧められる。
忙しいはずだけれど、これを読んでくれているあなたも、ぜひ考えてみてほしい。「どんな夢があったかなぁ…」って。
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