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Twitterのインプレッション数、エンゲージメント数などを見て、アカウント運用を改善する方法

12月23日に、Twitterのタイムラインにこれまでは表示されていなかった、「インプレッション数」が表示されるようになりました。

今まではリプライ、リツイート、favの数しか表示されておらず、インプレッション数を確認できるのは本人のみ、しかもTwitterアナリティクスを確認しないといけなかったので、これは大きな変化です。

とはいえ、個人的にはこの変化は非常にありがたい変化です。
というのも、Twitterの運用改善を考えるときに、まず最初に改善すべき指標は、インプレッション数だからです。

逐一Twitterアナリティクスを見るという、大きな手間が省けるようになったのは本当にありがたく、「これは活用できそう」と思っています。

とはいえ、「インプレッション数」からいったい、何がわかるのでしょうか。あるいは、Twitterアナリティクスから見ることのできる以下のような数値から、何を推測し、どのように情報を引き出すべきなのでしょうか。

今回は、メディア運営者、クリエイター、ライターなど、Twitter運用に関わる方がどのように数字を解釈すればよいのか、そしてその改善を行う具体的な方法と、数値設定について、ご紹介します。


「インプレッション数」とは

まず、「インプレッション数」とは、何なのかについて確認しておきます。

Twitterの公式ヘルプには、次のように書かれています。
インプレッション: 利用者のタイムラインまたは検索結果にツイートが表示された回数

タイムラインおよび検索結果の「表示回数」ということは、ユーザが自分のツイートを見た(「読んだ」ではない)回数という事になります。

基本的には、Twitterのタイムラインにはその人がフォローをしている人のツイートが表示されますから、理論上は次の式が成り立ちます。

インプレッション数 = フォロワー数

私のアカウントは、以下のように、フォロワー数が約3.2万ですから、理論上はすべてのツイートが「3.2万」のインプレションを取れていなければいけないはずです。

しかし現実は、冒頭のツイートは公開から17時間で2.5万のインプレションにとどまっています。
では、この差異は、いったい何から生まれるのでしょう。

これを考えることが、インプレッション数の改善をするためには不可欠です。

「インプレッション数」から何がわかるのか

この差異がなぜ生まれるのかは、「インプレッション数」を制御するアルゴリズムを推測する必要があります。
そして、そのヒントは公式が出している次の記事にあります。

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