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【人的資本経営を加速する】社内コミュニティの要旨と大事なポイント

あらゆる組織とひとが融け合う未来をつくる、コミューン代表の高田です。

数ヶ月前から社内コミュニティの立ち上げ・活性化に特化したコミュニティプラットフォーム『commmune for Work』をご提供しており、予想以上の反響をいただいております。

ご反響の理由のひとつが、「人的資本経営」への注目の高まりです。


「人的資本経営」への注目の高まり

・AIなどの技術革新も相まって産業構造や競争環境が急激に変化するようになっているなかで、求められる人材像が変化
・生産年齢人口が著しく減少傾向にあり、日本は人口に占める生産年齢人口割合が先進国で最も低い(=つまり、一人ひとりの働き手が重要!)
・個人のキャリア観が変化し、よりレベルアップできる環境を能動的に選択するように

これらを背景に、人材をコストと捉えるのではなく、資本として活用・成長させる考え方として、人的資本経営が大きな経営論点になってきています。

人的資本経営の観点からは、人材戦略に3つの視点と5つの要素が求められる、と言われています。

3つの視点:
①経営戦略と人材戦略の連動
②As is - To be ギャップの定量把握
③企業文化への定着

5つの要素:
①動的な人材ポートフォリオ
②知・経験のD&I
③リスキル・学び直し
④従業員エンゲージメント
⑤時間や場所にとらわれない働き方

この中でも、5つの要素のうちの②〜④は総称して個人・組織の活性化と定義されており、人的資本経営のための重要なテーマとして提言されています。

なぜ社内コミュニティか?

個人・組織の活性化により人的資本経営を強化する、というアプローチの中で、例えば個別部門に閉じたアプローチでは、1on1や部門研修、配置転換などが実施されており、一方で組織横断的なアプローチは評価制度変更や職場環境改善など、ゼロをプラスにするというよりマイナスをゼロにする取り組みが主になっています
つまり、「組織横断的にスキルやモチベーションを高める施策」がなされておらず、ここに人的資本経営強化の伸びしろがあるケースが多く見られます

その「組織横断的にスキルやモチベーションを高める」手段として有用なのが社内コミュニティです。
社内コミュニティは、個人と組織をつなぐコラボレーションプラットフォームとして機能することで、組織横断での共創の質・量を向上し、
・知・経験のD&I
・リスキル・学び直し
・従業員エンゲージメント
という人的資本経営の重要な3つの要素に貢献する基盤
となります。

社内コミュニティのポイント

いくつもの重要なポイントがありますが、代表的なポイントについて説明します。

プラットフォーム

社内コミュニティに取り組むにあたり大事なのは、ツール選定です。よく「チャットツールではだめですか?」と聞かれるのですが、同じコミュニケーションといえどもコミュニティとチャットは役割も用途も異なるため、コミュニティツールを活用することをおすすめします。
例えばチャットツールは業務進行のためのツールなので「フロー型」なのに対してコミュニティでは「ストック型」のコミュニケーションが重要になります。
また、チャットツールは全社同じフォーマットで、かつ全ユーザーに同じ体験を提供する前提で設計されていますが、コミュニティでは同じプラットフォームといえども各ユーザーに個別最適な体験を提供することや、そのためにデータに基づいたワークフローの設計が重要です。

またコミュニティツールとひとくちに言っても、
・社内研修(トレーニング)や営業ノウハウなどのナレッジベース、Q&A、アナウンスメントなどのあらゆる情報共有が一元管理できること
・来てくれる、見てくれる、アクションしてくれるための機能が揃っていること
・分析〜施策実行まで効果的に行うための機能があること
が重要です。


心の声:(ちなみにcommmune for Workなら、それらの課題をすべて解決し、情報の集約統合、ユーザーの来訪/アクションを促し活性化、分析から施策の自動化までを実現できます❗)

戦略と準備

北米で行われた調査によると、一般にコミュニティ施策に十分な戦略があるときと無いときで、ROIが2倍近く変わる、との結果が出ています。
これは社内コミュニティの場合でも例外ではなく、なんとなく始めず、十分に戦略を練り準備を行った上で立ち上げることが重要です。

特に社内コミュニティの場合は、いくつかの目的がありえます。
その中のどの目的なのか?どんな効果を狙うのか?など、意外とプロジェクトチームの中でも同床異夢になりがちです。
コミュニティという言葉が広い意味を持つからこそ、事前の戦略検討や協議、準備が重要です。

他にも、様々なポイントがありますが、長くなるのでこの辺にしておきます!笑

人的資本経営の強化に向けて、社内コミュニティは非常に大きな役割を果たします。
具体的な導入事例も含めた詳細な解説資料を、下記からご覧いただけます。
ぜひダウンロードください!

また、commmune for Workの概要資料はこちらからダウンロード可能です。具体的な機能やサポート内容も記載ございますので、ぜひご覧ください。


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高田優哉/Commune
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