どこから人生の影響を受けるかわからない。

人はどんなことからでも影響を受ける

日常の生活や漫画、アニメ、映画・・・。

ほんの些細なことでも、自分の中に大きな気づきが起きて、それが自分の軸に変わっていくことだってある。

私は良くも悪くも敏感で、その影響を受けやすかった。

ホラー映画を見ると頭から離れずに、シャワーを浴びるのが怖くなったり。感動する映画を見ると目尻がじわっとなったり。

昔は感情移入が激しかったことでバカにされたこともあったけど、最近は感情に影響されるのも悪くないと思っている。

いろいろなことを感じれるって素敵だと思いませんか?

自己肯定感やHSPの本を読んでそう感じました。

最近感情が動いたのが映画の「糸」を見て。

「糸」は結婚で話題になった菅田将暉と小松菜奈が主演の映画です。恋愛もので、お互い出会ってはすれ違ってを繰り返していく物語。
糸が折り重なっていく、それを表現したような映画です。

その中でかなりの影響を受けたのが、榮倉奈々さん演じる香の考え方と言葉でした。

香は病気を患って、どんどん状況が悪くなっていきます。
その中で今まで出会った人に会いたいと元彼とも会います。

その考えを目にして自分のそういうことができるようになりたいと思い始めました。
自分が死ぬときに自分と関わってくれた人と会いたいと。

わがままなのは理解しているけど、何かの縁で繋がった人たちを大切にしたいと。

今では糸が切れてしまった人たちがたくさんいます。小学校、中学校、高校・・・いろいろな人と出会ったけど連絡を取る人は手の指で数えられる程度。
もう全ての人と繋がるのは難しいけど、これから繋がる人、今でも繋がれる人は大切にしていきたいと思った。

そして

「運命の糸ってあると思う。たまにほつれて、切れることもある。でもまた、何かにつながる。生きていれば必ず何かにつながる……」。

この香の言葉を胸に、自分の人生とつながりを意識して生きていきたいと思った。

映画のストーリーでも表現されているけど、人はさまざまな糸で繋がって生きているんだと思う。

出会いや考え、行動。

どうするかで完成されていく編み物も変わっていく。

それなら運命の糸を信じて、最高の編み物だったと言えるように糸を紡いでいきたい。

出会いを大切にしていきたい。

映画全体の感想よりも小さなことに胸を撃たれた、今日この頃でした。



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