見出し画像

サイゼリヤ「深夜営業廃止」決断の裏側

こんにちは。
株式会社GTDの加藤裕也です。

僕自身、出先にて、仕事仲間や友人と一緒にいて、お腹が空いて近隣店舗で食事をしようと考えた際、近くにあると高確率で行きたくなるお店として【サイゼリヤ】を選択することが多いです。

そんな、サイゼリヤが深夜営業の廃止を決断したとのことです。

新たな経営方針

コロナ収束後も22時以降の深夜営業の取りやめを継続するなど、新たな経営方針を打ち出しています。

主な理由としては、以下の点が挙げられます。

・コロナ禍でいったん身についた消費者の生活様式・習慣はなかなか戻らないと判断
・深夜営業の継続は、経費と無駄が発生しすぎる

小売や飲食業界など対面でのビジネスにおいて、営業時間帯をどうするかも、経営戦略として重要なポイントだと思います。
先を見据えて、損切りをすることができるかどうか、経営判断が問われます。

深夜帯の営業においては、外国人労働者が大半を担っており、戻ってくることは期待できないとしており、募集にコストや労力が嵩むことを懸念しているとのことです。

従業員の正社員化を促進する方針も打ち出しており、教育をしっかり行うことでサービスレベルの向上を図る戦略を取るようです。

多くの飲食店では、タッチパネルでの注文がどんどん浸透している中で、サイゼリアでは、顧客との接点が減ることを防ぐため、アナログな接客を継続しています。

これらの新経営方針は、コロナが「何を守り、何を変えるか」の判断を促したと捉えることが出来ます。

経営者として、常に考えながら行動することを大事にします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?