【MUP】WEEK10:倫理思考スキル〜後編〜

みなさん、こんにちは。U-yaです。
今回はMUPカレッジ WEEK10の「倫理思考スキル」についてサクサクっとアウトプットしていきます。

結論:「ロジカルに市場規模を把握しないとビジネスは成り立たない」

今回は以下の「サービス設計の流れ」に則って書いていこうと思います。

サービス設計の流れ
(1)3C分析
(2)SWOT分析
(3)4︎P分析
(4)デプス調査
(5)ペルソナ設定
(6)市場調査

1. 「3C分析」と「SWOT分析」

サービス設計にあたり、先ずは現状を取り巻く環境をロジカルに整理していきます。この過程において「3C分析」と「SWOT分析」というフレームワークを用います。

「3C分析」とはーーー
 CUSTOMER(顧客)、COMPANY(自社)、COMPETITOR(競合)
 
3者の相関関係を明確にし、それぞれの特性について分析を行います。

 自社と競合は、顧客に対してどのようなサービスを提供するのか。
 顧客はそのサービスに対してどこを比較するのか。
 自社と競合はどの部分で差別化をしているのか。 など

「SWOT分析」とはーーー
 上述3Cの中にある「自社」の強みや弱みを把握するために用いるフレームワークで、以下4項目について分析を行います。
(1)STRENGTH(強み)
(2)WEAKNESS(弱み)
(3)OPPOTUNITY(機会 ≒ 拡大可能性)
(4)THREAT(脅威 ≒ 縮小可能性)

例)ハイボール&唐揚げ専門店
・STRENGTH
 立地がいい/UberEatsデリバリー可能/国産を使用 など
・WEAKNESS
 メニューが少ない/ブランドがない/オフィス街のため週末暇 など
・OPPOTUNITY
 キッチン貸し/YouTubeなどの面白イベント開催 など
・THREAT
 大型休日の増/ヘルシー思考/外食人口の減 など

3C分析で得られた顧客分析の結果と、競合分析の結果を持ち合わせ、自社の立ち位置を的確に把握することで、次の行動を思案し続ける必要があります。

2. 「4P分析」

【自社と顧客と競合】との立ち位置を明確にした次にやるべきは、「自社」と「競合」が提供するサービスや商品について、以下4つの項目について分析を行い、それぞれについて優劣を付けながら比較します。
(1)PRODUCT(製品)
(2)PRICE(価格)
(3)PLACE(流通、場所)
(4)PROMOTION(販売促進)

競合のサービスや商品を「徹底的にパクる(TTPする)」し、先々でそれら1つ1つを改善していくと全てが競合よりも【優】となり、ロジカルに効率よく差別化することができる。

3. 「デプス調査」

次に行うのは市場分析です。市場分析とは市場規模を的確に知ることです。

市場規模=「サービスを必要としている人数」×「サービスに支払うお金」

特定の商品やサービスを必要とする人がどれくらいの数いるのか(ニーズ調査)、そしてそのニーズに人々はどれくらいのお金を支払うのか(デプス調査+メンタルアカウント分析)この2つの要素を調査、把握することで市場規模を試算します。

(1)ニーズ調査
 不特定多数の方に「こんなサービスあったらどうですか?」とアンケート
 をとる。この際、サラリーマン、主婦、学生などカテゴライズしておく。

(2)デプス調査
 ニーズ調査の中から特定のニーズが確認できたらそのカテゴリー層の
 5名〜10名程度の方に少し折り入ったヒアリングを行う。

1)スモールトーク(日常会話などでリラックス状態に)
2)ライフスタイル(趣味や職業、帰宅時間など平日・休日を分けて)
3)ワンアヘッド質問(ローン有無や年収など、折り入った内容の質問)
4)サービスに特化した質問(WHYを3回投げて深堀りする)

このときポロッと口にした言葉などは積極的にメモに残しておく。
自社のサービスなどは最後に話す。最初からだと鬱陶しい。

(3)メンタルアカウント分析
人にはそれぞれ何にならお金を使ってもいいというメンタルのアカウント(勘定)を持っている。この勘定をアンケートやヒアリングの結果を踏まえて市場規模の算出に盛り込むことで、試算の精度を向上することができる。

4. 「ペルソナ設定」

デプス調査後、1番共通点の多い人物像(ペルソナ)を架空に想定し、その人物が実在しているかのように年齢、性別、家族構成、生い立ちなど詳細な設定する。

(ペルソナ×同様人物)× 利用意向 × メンタルアカウンティング = 市場規模

デプス調査の結果に基づいたペルソナを立てて、試算することでよりロジカルに、よりリアリティのある分析になっていきます。

5. 「市場調査」

顧客や顧客、自社サービスの分析を行い、市場規模を把握しました。
商品やサービスがどのように市場に浸透していくのか。その順番について理解しておきましょう。

これはイノベーター理論の普及曲線の図になります。

画像1

イノベーター(Innovators:革新者)2.5%
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用層)13.5%
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随層)34%
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随層)34%
ラガード(Laggards:遅滞層)16%

先ずはイノベーターとアーリーアダプターの「16%」を狙ったキャッチコピーを考え、この層をしっかりと満足させることが重要になる。そのあとは口コミなどで自然にバイラルされてアーリーマジョリティ以降にも普及し、市場規模を広く獲得できるようになります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回以降も簡潔に、サクッと読める内容にしてアウトプットしていきます。

~ WORK HARD , INVEST HARD ~

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