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野性と科学

フットボールはロジカルなスポーツ。

ということを僕は言い続けてきている。

もちろん、人間がやることなので感情が存在する。

機械がやっているのではない。

全て思惑通りにはならない。

意思決定の主は自分だ。

それがフットボールの一番の醍醐味だろう。

野球みたいにベンチからサインが出るわけでもない。

攻守のフェーズが明確になっているわけでもない。

そして、脚でボールを扱うのでミスが多発するスポーツだ。

ということを踏まえるといかに自分たちの思惑通りに事が進まないか分かるはずだ。

それがフットボールだ。

それを少しでも自分たちの思惑通りに進める為の戦術だ。

言い換えると「科学」の部分だ。



そして、思惑通りにならないのでマインドが安定しないのもフットボールの1つの特徴だと思っている。

世界一の選手が転けている時にボールも何も関係ないのに思いっきり相手選手が蹴ってしまうぐらいフットボールはマインドが安定しない(笑)

間違いなくエモーショナルなスポーツでもあるのだ。

そんなことは誰でも分かり切っている。

それを少しでもロジカルにフットボールを捉え、マインドを安定させるか。

だから、「フットボールはロジカルなスポーツ」だ。

正しくは、「フットボールはロジカルなスポーツと捉えた方が都合が良い」かもしれない。

これはフットボールに限ったことではないが、マインドが安定しないことはある。



例えば子供だと、親に怒られた。

大切にしていた物がなくなった。





おじいちゃんおばあちゃんが亡くなった。

色々あるだろう。

そんな中でも、ミスが多発するスポーツでも、マインドを安定させていかに平常心を保てるか。

もちろん熱量たっぷりにがむしゃらに頑張ることも大切だ。

そこが「野性」の部分だ。

この「野性と科学」のバランスが大切だ。


それをコントロールするのも指導者の僕の仕事だ!

もちろん、指導者側も神様でも魔法使いでもなく普通の人間なので、マインドが安定しないこともある。

それでも、選手と同じでピッチに立てばいかにマインドを安定させて平常心で闘えるか。



さあ、今日も頑張ろう!





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