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年下君がだいぶ慣れてきてくれた気がする

職場の年下君と仕事で毎日のように一緒にいる。
正直ものすごく忙しくて疲弊しているが、彼との仕事はスムーズだし話も通じるし、なんだかんだで楽しい。

私への緊張感もだいぶ解けてだいぶ和やかな雰囲気が持続するようになった気がする。
たわいもないおしゃべりがとにっかく楽しい。

作業中は「ちょっと言いすぎたかな」とか「細かく指摘しすぎかな」とか、あとで反省することもあれど、なんと年下君は「そういうの全部助かってます」と言ってくれている。

なんたる謙虚!成長意欲!

会社の「ご自由にどうぞコーナー」にあるお菓子を私の分まで取ってきてくれたり、電話中にペンを探していたらすかさず無言で差し出してくれたり、

いやこれはなんだかパシリっぽいかもしれないから思い返して少し申し訳なくなったけれども、出会った頃よりだいぶ呼吸が合ってきた、ような気はしているのだ。

自分の話も自発的にしてくれるようになったし、私しか知らない彼の話も多分、ある。

それがとてつもなく嬉しい。

物理的距離もなんとなく近い。何かあったときの距離が近い。そばに寄っても逃げられない。だいぶ心を許してくれていると思う。
(誰にでもこの距離感なのかもしれないけれど……)

私が必要以上に距離を詰めないのも、安心してくれている気がする。興味があるのでたくさんコンタクトはとるけれど、必要以上に踏み込まないように気をつけているので、いまのところそれが良好な関係性構築に一役買っている……のではないかと思っている。

正直、彼は、癒しだ。
仕事で荒み切った私の心を浄化してくれている。
「ほんっとうに親しみやすくて性格がいいな……!!」
と毎日思っている。

一緒にいられるのはとても嬉しいし、もっともっといろんな話をして彼のことを知って仲良くなりたい。

だけれども、1mmでも好意を出したら相手に引かれるのはもちろんそれより何より、「よくない」のではないかと思うようになった。

先輩の立場を利用して断りづらいのをいいことに、的なことも含めて。

まずは仕事だ。
悔しけれど仕事しかないと思う。

そこで絆が深まっていけばとても嬉しい。
少しずつ仕事以外で過ごす時間も増えたらなお嬉しい。

だけど、勝手に盛り上がって暴走しないこと。
独りよがりにならないこと。
彼の気持ちを聞き出すような無茶をしないこと。
このとても居心地の良い関係を存分に満喫すること。

その先で、もし彼のほうで私に対して前向きな気持ちが湧いてくれたら、それは奇跡だ。
素敵な未来ですね。

そんなことを、夜中にぼんやり考えている。

最近は相性占いのページばかり見ている、もはや何を言われてもなんだか楽しい。

いやあ、こんな些細なあれこれを楽しめる日々が来るだなんて思いもよらなかった。

明日も明後日も忙しいけれど、多分楽しいから大丈夫な気がするのだ。

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