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家族っていいなと感じた話。

末っ子である妹が20歳を迎えるということで
久々に家族写真を撮ろうということになり
実家に帰省しました。

妹とは7つ歳が離れているんだけれども、
あんなに小さかった妹が
もう20歳かぁと思うと
とても感慨深い。

その反面、
自分がとっくにアラサーであるという事実に、
改めて自分ってオジサンだなぁと
なんだか虚しい気持ちになりました。

地元のスタジオで撮影したけど、
スタジオなんて学生の時ぶりで、
なんだかそわそわしました。

当日は、生憎の雨天で湿度が体感150%くらい
に感じるくらいジメジメで最悪だったけれど、
それを忘れるくらい、
きゃんきゃんに冷えた部屋での撮影で、
母親譲りで冷え性の僕は、
足先の感覚がなくなっていました。

今思えば、あんなに寒かったのは、
暑さで顔がテカテカになるのを
防ぐという目的なんだろうなと思います。
成人式の前撮りで顔がテカテカだなんて
ただの黒歴史になりますしね。

僕は男ということもあり、
前撮りというものを体験していませんし、
成人式なんてちょこっと顔を出して、
同窓会なんかは当たり前のように欠席したので
なーんにも良い思い出がありません。

なので、実際に妹の前撮りに同席して
少し羨ましい気持ちになったし、
もし将来子供が生まれたら、
節目に家族写真を撮りたいなと思いました。

そんなこんなで前撮りを終え、
「昔の写真を見返そう」となり、
帰宅してから、家中の写真やビデオの
鑑賞会がスタートしました。

僕は第一子ということもあって、
ものすごい数の写真があり、
時系列に沿って、両親のコメントとともに
ファイリングされていて、
愛されていたんだなぁということを
しみじみと感じました。

昔話に花が咲き、
気がつけば父も母も
どんどん写真を引っ張り出してきて、
床一面が埋まるほどでした。

写真に写っているのは、
紛れもなく自分たち家族ですが、
どれもこれも幸せが滲み出ている写真ばかりで、
あぁこれが家族だなと思ったし、
もし子供が生まれた際には、
同じことをしたいなと感じたし、
絶対に親バカになるなという確信が持てました。

今の時代は便利になったもので、
ありとあらゆる場面をデータとして保管できるけど、
写真として現像すると、
いい意味で経年劣化を感じることができるので、
アルバムを作りたいなと思うし、
幸いにも彼女はそういうのが好きで、
センスの塊なので、長く続けられそうだなと感じています。

ビデオも山のように出てきたけど、
とくに印象的だったのが、
祖父や祖母の楽しそうな表情でした。

あんなに幸せそうな顔を見ていると、
早く自分の親にも同じ思いをさせてあげたいなと思ったし、
それが一番の親孝行なんじゃないかなぁと感じました。

そんな未来のことを妄想していると、
もう日曜日でした。
明日から現実に戻ってお仕事です。

将来の家族のために頑張ろう。

じゃ。




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