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おじさん二人が真剣に恋バナしているYouTubeの動画が最高

爆笑問題の太田さんとくりぃむしちゅーの上田さんがやっているテレビ番組「太田上田」のYouTubeチャンネルでは、放送された番組の切り抜きや未公開シーンをアップしています。

太田さんと上田さん2人だけの回やゲストを交えた回などなど、様々なトークや企画を配信しています。

今回は、そんな太田上田の動画から「恋愛」について語っている動画を2つピックアップします。
2人とも真剣に恋愛について語っているのが素晴らしいのです!


・失恋したらどうするか
太田「失恋の一番の治療は他の人を好きになることだよね」
上田「けだし名言だけど、でもまあそういうことだよね」
太田「あとやっぱり男としてその子のことが本当に好きだったら、その子が本当に幸せになることを嬉しいって思わなきゃダメよ」
上田「本当に仰る通り」
(中略)
太田「自分が関わらない幸せを喜べなきゃダメよ」

この動画では、主に失恋について語っています。
個人的には、「自分が関わらない幸せを喜べなきゃダメよ」という考えが、とても素敵なものだなと感じました。
ミスチルの歌詞に出てきそうな言葉です。
失恋した時にこういう考えってなかなか出来ないことだなと思い、めちゃくちゃ感銘を受けました。


・人を好きになる=自分を好きになる(太田さん一人語り)
「俺の持論としては、人を好きになるってことは自分を好きになるってことだなって思うわけ」
「好きな人の良さを気付いた時に、その良さに発見できた自分も好きになる」
「こんな人を好きになれた自分も好きになる→自分も生きていて嬉しい→目に映る世界が輝いて見える」
「自分がこの人を好きになれた、その自分のことを好きになれるから人を好きになる事は素敵なこと」

この動画では、まず恋バナの源泉とも言える、人を好きになるということについて太田さんが熱弁しいます。
2人とも50代で既婚者の会話なのに、こんなに恋愛漫画に出てきそうなキラキラした考えやセリフを話せるというのは、心が純粋な人たちなんだなと思いました。
人類のおじさん史上、1番熱く人を好きになるということについて話しているのではないのでしょうか。

そして2人の話は続きます…

・好きな人の顔が思い出せない
上田「俺だけなのかなって思うけど、この人素敵だなと思って好きになるじゃない なんでこの人が好きかどうかって気付くかというと、家に帰ってその人の事を思い出そうとすると、顔が出てこない」
(太田、手を叩き上田を指でさす)
上田「えっ、マジ?マジで一緒?」(身を乗り出す)
(2人で好きな人は顔を思い出せない談義をする)
以下太田さんの一人語り
「それは俺も思ってた それはなんでかってのが本に書いてた」
「20世紀最高の文学と言われるマルセルプルーストの『失われた時を求めて』の中に出てくるんだけど、好きな人の顔っていうのは色んな顔(表情・角度)を見ているから1つにまとめられない、だから好きな人の顔は浮かばない」

この部分では、好きな人の顔が思い出せないという話を2人でしています。
その現象が2人の共通点だったので、2人とも盛り上がって話しています。
こんなピュアな恋バナで盛り上がれるおじさん他にいますか?(いや、いない(反語))

そして、ここの会話で太田さんがサラッと本の内容を引用して説明しているのがとてもカッコいいのです。
その本の内容もわかりやすく説明しているので、インプットとアウトプットの質が凄まじいなと感じました。


以上が恋愛について語っている動画と、会話内容の抜粋でした。
とても真剣に、そして純粋に恋バナしてますよね。

成人越えた男性の恋バナって、かなりの確率で下ネタに行きつくんですよね。
確かに下ネタも恋バナの一部なのかもしれませんが、個人的には飲み会とかでそういう下ネタに行きつく恋バナに抵抗があります。
もっと、恋バナするなら恋バナらしい恋バナしたいなという気持ちを抱いています。

ましてや、おじさんなんかそっち方向に行きやすい感じがします。
ですが、テレビ番組内での会話という影響もあるとは思いますが、下ネタに行くことなく純粋に恋バナしていて、そのようないつまでも純な気持ちを忘れていないのが素敵だなと思いました。

それに加えて、どちらの動画も真剣に恋愛について話していても、最後にはボケて、それにつっこむという芸人の会話の締め方をしていて、そこのプロフェッショナル具合も凄いなと思いました。

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