シナリオ初心者として

どうも。
「Note初心者」です。
今日は「書き初め」なので、少し自己紹介などしてみます。

小学生の頃からテレビドラマや映画など、映像モノが大好きでした。

特に洋画は毎月映画雑誌を買い「今月気になった映画リスト」を自分で作っては映画を一人で見に行き、自分だけの星取表を作ってニヤニヤしているブキミな小学生でした。
小学生の分際で「親に内緒で、一人映画を見に行く」のは、当時の自分としてはそれだけで結構な冒険で、ヒヤヒヤとワクワクがないまぜになったような興奮を今でも肌感覚的に覚えています。

中学、高校に行っても映画やドラマが好きだったことには変わりはなかったけれど、なんとなく運動部に属し、それなりに一生懸命やっていくうち、そういう映画などへの偏愛がどこか遠くに行ってしまいました。

大学に入った私はひょんなキッカケで演劇というものに出会い、昔自分がドラマ好きだったことを思い出しました。ふと気づいてみると、私はその世界にずっぽりとハマりこんでいました。
しかし、私のいた演劇の世界はいわゆるアンダーグラウンド芝居の世界であり、私のような才能も根性も大してない人間が長居できる場所では決してなく、大学中退とほとんど同じ頃に演劇活動からも足を洗いました。
それでも、私は運が良かったのだと思います。
東京大空襲の直後みたいに壊滅的な履歴書しか書けない自分でしたが、またしてもひょんなことからある仕事に出会い、ついこの間まで長きにわたってその仕事に従事しておりました。
仕事を始めてからは時間がある度にビデオやDVDで好きな映画をたくさん見ていました。そうこうするうちにずいぶん長い時間が経ってしまっておりました。

なんの混じり気もなく、映画が大好きだった小学生の頃。
そのことを思い出すことなく、演劇の世界を追ってしまった大学時代。
時間さえあればビデオやDVDを見ては過ごした、最も長かった会社員時代。

自分なりにいろんな変遷はありましたが、結局のところ、いつも自分は映画やテレビドラマ、演劇などの周囲を旋回していたのでした。

私も結構「いい歳」になりました。
数年ほど前から「〝コレやっておけばよかったかなあ〟と、悔いを残してあの世に行くのはイヤだなあ……」という思いに囚われていた私は、あることを始めてみようと思うに至りました。

それは「シナリオを書く」ことです。
私がくるくると回っていた世界に共通するドラマチックな世界を自分で描いてみることに挑戦してみたいと思ったのでした。


私はサイトを見たただの直感から「シナリオセンター」の通信教育の「初心者」を対象とした講座を受講することにしました。

ここ「Note」では、自分がこの講座を受けていく過程でいろいろ思ったことや迷ったことなどを素朴に書いてみたいと思ってます。
私は、本当に自分でもイヤになるほど「不器用」なので、ここに綴られていく話はあまりにもポンコツで苦笑を買ってしまうものになってしまうかもしれません。
まあ、でもそれでもいいんです。
そんなことにいちいち怯んでいられるほど、私は若くないのです。
いつの日か多くの人が納得してくれるシナリオを自分が書けるよう、悔いなく日々と時間を積み上げていきたいと願っています。

なんだか鼻息荒くなってしまいましたが、もちろん私にもそれなりに「色気」はあります。
例えば、「〝シナリオを書いてみたい〟という私同様の思いを共有するような初心者の方と何かの形で繋がれればいいなあ」とか「いつの日かこのnote上に新しいシナリオ連載をしてみたい」といった「色気」です。

そんなわけでこれから「ゼロから始める シナリオ初心者の道」を最低でも週1くらいのペースでここに書いていきます。
ご興味のある人がほんの少しでも読んでくれるようになったら、とてもうれしいです。

これからどうぞ宜しくお願いいたします。

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