自分を作り上げたアルバム10選

今回はバンドマンの自分が
自分の音楽観を作り上げたアルバムを10枚紹介しよう
と言う珍しく真正面の企画です。

「自分を作り上げたアルバム」を選定基準に。
聞いた回数の多さと好き度との合算で選びました。


選んだアルバムの簡単な紹介や好きなポイントと中でも好きな曲を1曲ずつ挙げていこうと思います。

順番はあまり関係ないです。
長くなりそうなので早速参りましょう。

1枚目 すかんち「OPERA」

すかんちはキャッチーなメロディーとコミカルな歌詞とディズニー風のファンタジーな世界観が魅力のバンド。自分の中でとても大切な存在です。

そんなすかんちの4枚目のアルバム「OPERA」。13曲入り。
トップアイドルの秘密の恋愛を可愛く描いたポップな楽曲「LOVE LOVE HOLIDAY～ふたりはアイドル～」や
ダークファンタジー曲「仮面の接吻」等が収録されています。

ポップ、ロック、ファンタジー 、ホラーと様々な世界観の楽曲が楽しめる遊園地の様なアルバムです。

中でも好きな曲は3曲目の「恋するマリールー」
ハンバーガーショップのウェイトレスに恋する男の子の歌で
歌詞もメロディーも可愛くて最高です。
イントロのリフもかっちょ可愛ええ〜

2枚目 マキシマムザホルモン「ロッキンポ殺し」

2005年に発売された3rdアルバム。13曲入り。

タイトル曲の「ロッキンポ殺し」の他に
「霊霊霊霊霊霊霊霊 魔魔魔魔魔魔魔魔」や
「包丁･カッター･ナイフ･ドス･キリ」等が収録されています。
激しい曲のイメージがあるホルモン様ですが、このアルバムはポップな曲多めです！

高2の僕はメロディーのキャッチーさに項垂れました。
分数も30分ちょいで聞きやすく
人生で1番リピートしたアルバムだと思います。

中でも好きな曲は12曲目の「ロックンロール･チェンソー」です。
とにかくイントロが可愛すぎます。
3分ちょっとの中にレゲエからパンクからラウドまで詰め込められてて
亮くん特有の耳に残るフレーズも盛り沢山で、大好きな1曲です。

3枚目 倉橋ヨエコ「解体ピアノ」

2007年に発売された7枚目でラストアルバム。12曲入り。

ロックな曲調に卑屈な歌詞が載せられている「友達のうた」や小坂明子さんの名曲のカバー「あなた」等が収録されています。

倉橋ヨエコさんの歌詞はとても可愛くて大好きなんです。
「あの子を見つめるお仕事あったらな いいのにな」(卵とじ)
「あなたと恋する為にママも私を産みました」(あいあい)等。
ね？とっても可愛いでしょ？

例えるならば耳に「ひらがな」で入ってくる様な歌詞なんです。
このアルバムでは、そんな「ひらがな」歌詞がダーク方面で炸裂しています。
アレンジもジャズやロック、HIPHOPと多岐に渡っていて聴き応え満載です。

中でも好きな曲は11曲目の「マネキン人形」です！
物語性がある歌詞に惹き込まれます。
正直めちゃくちゃダークでめちゃくちゃ怖い⋯
そんなホラーを音楽で表現している他に無い曲でオススメです！

4枚目 うしろゆびさされ組
「Myこれ！クション うしろゆびさされ組BEST」

2001年に発売されたベストアルバム。16曲入り。

ハイスクール奇面組!のオープニングテーマ「うしろゆびさされ組」や、これまた奇面組!の
オープニングテーマ「渚の『・・・・・』」等が収録されています。
というか16曲中12曲が奇面組!関連という
ほぼほぼ「奇面組!ベスト」

とにかくどの曲もメロディーがキャッチーで可愛く、
そういう楽曲の教科書の様なアルバムです。
また当時特有の今では聞けない歌い方と声で、良いんですよね〜

中でも好きな楽曲は15曲目の「涙ほろりんブギウギ」です！
前半はスローテンポでジャズっぽいアレンジなんですが後半はポップスという
本当に1980年代？？って言う高度なテクニックが扱われている楽曲です。
またメロディーがなんとも可愛くオススメでございます。

5枚目 「RENT (Original Motion Picture Soundtrack)」

ジョナサン・ラーソン作演出のブロードウェイミュージカル「RENT」の2005年に発売されたサウンドトラック。

自分は映画やミュージカル本編を見る前にまさかのこのサウンドトラックから聞きました笑
(もちろんその後映画も見たし、去年の来日公演も見に行ったよ！)

このミュージカルの楽曲のジャンルが
王道なブロードウェイポップスから
ロック ポップス タンゴ HIPHOP など。
多岐に飛んでいてサウンドトラックだけでも聴き応え満載です。

中でも好きな楽曲は
ミュージカル版では第1幕の最後の曲の
「La Vie Boheme」です。
歌詞で訴えてる内容はかっこいいのに
とにかく楽しいが詰まった曲調の楽曲です。
アレンジもHIPHOPと王道ブロードウェイポップスの融合がされていてめちゃくちゃカッコ良くオススメです！

6枚目 グループ魂「1!2!3!4!」

2010年に発売された6枚目のアルバム。25曲入り。

Mステでのパフォーマンスが話題になった(僕の中で)「べろべろ」や
マイケル・ジャクソン完全オマージュの「職務質問」などの楽曲と多数のコントが収録されているグループ魂らしい1枚です。

他のグループ魂の作品よりも王道パンクな楽曲多め。
でも歌詞はめちゃくちゃ下品でめちゃくちゃくだらない。
「それでもカッコ良いのってすげえ！」と高一の僕は衝撃を受けたのでした。

中でも好きな楽曲は14曲目の「アイブラユー」です。
ブラジャーになりたい。
それだけの歌です。
それだけなのに。
悔しいかな。
メロディーがめっちゃくちゃかっちょええ。
オススメです。

7枚目 湘南乃風「2023」

2013年に発売された5枚目のアルバム。14曲入り。
サマーチューンの「炎天夏」や
PSPソフトのクロヒョウ2のテーマソング「Born to be Wild」等が収録されています。

前の記事でも書きましたが、人生で最初に好きになったアーティストが湘南乃風さんです。
そして僕が人生で初めて買ったアルバムがこの作品です。

ほとんどの曲が2段階サビや大サビがある構成で
どの曲にもハイライトが3回ほど訪れます。

総時間1時間13分、気持ちいい韻と綺麗でキャッチーなメロを食べさせられ続ける
わんこ二郎の様なアルバムです。

中でも好きな楽曲は
14曲目の「さくら～卒業～ feet MINMI」です。
なんと約8分の超大作です。
ですが、気持ちいいメロディーと韻が矢継ぎ早に繰り出されるので長さを全く感じないです。
まるでポップスのフルコースの様な楽曲でオススメです！

8枚目 B-DASH 「オールタイム・ベスト」

これまでの楽曲の中からメンバーと、
B-DASHと親交の深いアーティスト(奥田民生さん等)が選曲を行った2010年に発売されたベストアルバム。

代表曲「ちょ」や青春パンクな「情熱たましい」等が収録されています。
B-DASHと言えばめちゃくちゃ語の歌詞ですが、そんな事よりとにかくメロディーが良すぎる。

そして関東に居たのに関西までジャンプする様なぶっ飛んだ曲展開が素晴らしいんです。
歌詞もめちゃくちゃだけど、
何故か耳に入ってくる言葉選びと羅列で大好きです。

中でもオススメする楽曲は1曲目の
Race Problemです！
2分弱という短いド直球メロコアソングです。歌詞はめちゃくちゃなのにカッコイイという現象を是非体験してください！

9枚目 Winners「BEST NEW RETAKES」

でんぱ組.inc等への曲提供でも有名な玉屋2060%さんのバンド「Wienners」が2017年に発売した再録ベスト。22曲入り。

どの曲も電波ソングとメロコアやパンクの要素が混ざりあったサウンドで、
振り忘れたドレッシングを掛けて色付きの油を大量にサラダに掛けてしまって落ち込んでいるそんな貴方でもノリノリになれます。

Wiennersさんも今まで挙げた作品と同じくキャッチーなメロディーが持ち味ですが、
キャッチー度がちょっと群を抜いてます。
あざといぐらいキャッチーなんです。

中でもオススメする楽曲が
19曲目の「LOVE ME TENDER」です！
ゴリゴリのパンク、メロコアに「あざとさ」がトッピングされたヤバい曲です。
曲展開も魅力の1曲です。

10枚目 「Tokyo Disneyland Music Album」

2019年に発売された東京ディズニーランドのアトラクション楽曲を収録したミュージックアルバム。

スプラッシュマウンテンやホーンテッドマンションと言ったお馴染みのアトラクションの
音楽とセリフ等のアトラクションの音を
ほぼフル尺で収録している
聞くだけでディズニーランドに行った気分になれちゃう夢の様なアルバムです！

中でも好きな楽曲が
4曲目に収録されている
「Country Bear Theater “Country Bear Jamboree”」です！

単純にディズニーランドの中で僕が一番好きなアトラクションがカントリーベアシアターという理由です笑

陽気な音楽とクマ達の可愛い掛け合いで憂鬱がぶっ飛ぶので本当にオススメです。
これぞエンターテインメントです！

僕はアオト イン ティラミスというバンドでギターボーカルをしています！
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