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訳ありの部屋 とは

 2023年10月号より、BEKKO BOOKS様 発行の総合カルチャー誌に短編の連載作品を寄稿させて頂いております。
 『訳ありの部屋』という連載を思いついたのは、
事故物件に対する興味からでした。
 僕は『大島てる』さんの事故物件サイトに興味がありまして、以前から自分に関係するあたりのマップを表示して事故物件を確認していました。『事故物件住みます芸人』の松原タニシさん著の『怖い間取り』は全巻揃えております。その流れか、人と部屋との関係性に興味を持ち、事故物件や人と部屋に対するテーマで何かを描きたいという思いから決めたオムニバスの作品です。

 ちなみに、近所に事故物件が3件あります。
2件は人伝てに聞いたものですが、孤独死でした。
そのうちの1件は死後1ヶ月ほど経過していたそうです。あと1件は火事ですが、これを事故物件でくくるべきか悩む所ではありますが、大島てるマップには火事の投稿がありますので、事故物件とさせていただきます。特に霊現象の噂は耳にしません。いまだ誰も住む人はいない様ですが。

 さて『訳ありの部屋』のテーマですが、
第一話 幽霊側からみた人間 人間側からみた幽霊
    人間の思い込み。視点の変化。
第二話 幽霊よりも人間の欲が怖い。 
    一番守りたいのは結局、自分かな?
第三話 身寄りの無い高齢者、新規賃貸契約の困難な今の状況は幽霊になれば改善される?
第四話 幽霊側は故意的に姿を見せているのか。
    美しい幽霊とは。
(第四話は1月号発売に掲載)
 ホラー、サスペンス、コメディ、ロマンス、幻想。各々約1500文字という形態の中で感じとっていただけたら嬉しいです。そこがオムニバスを書いていて楽しいところ。さて、5話はどうするかな?

『訳ありの部屋』に是非、気になって頂いた方、THE TANPENSをお手にとっていただければ嬉しいです。

https://www.bekkobooks.com


次回のnoteの投稿は『怪奇スポット』と『訳ありの部屋』について。の予定。そう、、あくまで予定。

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