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【読書記録】#33 1年・1ヶ月・1週間・1日の時間術 〜最も重要なのは中長期目標を立てること〜

はじめに

この本は「やりたいことを安定してできない」「充実した時間がほしい」という人にピッタリの本。

私が今まで目標を達成できなかったり、継続できなかったのは意思が弱いのではなく、目標の立て方がとにかく悪かったということがよく分かった。

心から達成したいと思える目標を適切に期間ごとに分解していけば、行動の継続、目標の達成は夢ではないということだ。

1.中長期目標を立てる(3ヶ月プロジェクトシート)

この本が勧める目標の期限のセットは「1年、3ヶ月、1ヶ月、1週間・1日」である。私はこれまで「3ヶ月」単位の目標は立てたことがなかった。

3ヶ月目標がないと1年単位の目標の次に1ヶ月単位の目標が来ることになる。これは想像以上に差が激しいようで、私も1年目標だけだと日々のタスクの設定がしづらい印象があった。他にも3ヶ月単位の目標はゴールの想像がつきやすい利点があるそうだ。

2.ウィークリーバーチカルで24時間を可視化する

24時間を可視化すると、自分はどれだけ時間を持っているのかがわかる。今まで私はタスクを並べて書いていたが、ウィークリーバーチカルでタスクを書くことで、やりたいことを詰め込みすぎていたことがよくわかった。計画の限界がわかりやすく、無理のない目標を立てやすい。

また、1日ごとではなくて1週間ごとにすることにも意味がある。1日ごとではタスクが達成できなかったときに罪悪感が残る。この本はそれを無駄な時間としている。確かにこれはいつも私が悩まされていたことだった。ウィークリーバーチカルではタスクを1週間で管理するため、調整しやすく罪悪感を覚える時間もなくなる。

3.スケジュールとタスクは前日の夜に立てる

私は今まで当日の朝にスケジュールとタスクを立てていたが、集中力の高い朝に貴重な時間を使ってしまう。また、朝の気分で予定を変更してしまったりするのも私の悩みだった。

前日の夜に立てることで朝に時間のゆとりも取れるようになり、気分で目標を変えることもなく、より決めたことを実行できるようになった。

4.やりたいことのやらない理由を洗い出して潰す

目標が継続してできないのはよくある話だが、行動が止まる原因を洗い出して対策を練るということをやったことがなかった。もしやりたいことが継続できなかった場合はこの行動を取っていきたい。

5.バッファ時間をスケジューリングする

バッファ時間とは余白の時間という意味。バッファ時間は時間にゆとりをもたせることや計画を達成するために重要である。特に私は時間にゆとりを持たせたいのでこれは必須と言える。

6.1ヶ月の振り返りは3ヶ月プロジェクトシートをもとに行う

1ヶ月たった後に毎月やりたいことリストを書いていたが、「できたこと」「できなかったことと対策」「やりたいことの手放し」の3つを加えて行っていきたい。


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