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今年はZINEをつくりたい #日記

新しい場に出向くと、視点が増えてやっぱり楽しいなと思う。

ライター・編集者の石川理恵さんが開いている「こころの本屋」にて、半年間の「自分史&暮らしを綴るクラブ」に参加し始めた。文学フリマで本を出すのが、個人的な目標。


池袋駅から二駅の東長崎駅には初めて降りた。都内の各停駅は、下町の雰囲気があって好きだ。それでいて都心にもふらっと出られる立地への憧れがある。私自身は東京のはじにある町田で育ち、就職してからは地方を転々として今なので、そういう土地で暮らすことは今後もないのかもしれないなあ。

初回はたくさんのzineやミニコミ誌を眺めて、どんな本をつくりたいかイメージを膨らませる。理恵さんが子どもたちとワークショップをしてつくった本や、白黒コピーをホチキスで止めただけのものなども中にはあって、とても興味深い。

小川奈緒さんの本が素敵だなと思い、1冊お借りした。

参加者の皆さんとそれぞれ人生の年表を書いていき、どんな内容を書いたのかざっくりとシェアをする。初対面なのに、涙が出る場面もあり、みなさんオープンマインドで素敵だった。

私も今回のワークで新しいものを書きつつ、久しぶりにnoteを眺めると、自分の軌跡が愛おしく思えてきた。これまでnoteやメディアに書いた記事も本にまとめたいな。これも下半期の目標にしよう。

そして、理恵さんは不登校支援のNPO勤務経験もあり、お子さんも3人いらっしゃる。

クラブ活動が終わって、「こころの本屋」の本棚を友人と眺めていると、わが家にもある本も多かった。ただ、家だと積読しちゃうけれど、そこにいると読みたくなって、本を通じて会話も生まれることに気づいた。

実は最近、全然本が読めないことが少し悩みだった。スマホ漫画やSNSに吸い寄せられがちで、そもそも本を読んでも集中できないだけではなくて、頭に入ってこない。

でも、誰かと一緒に本のある場所にいると、読めるのかもしれない。「読書もくもく会」みたいなことをするのも楽しいかも。私が何かをしようと思ったら、他力を使わなければだめなのだ。

この日話題にあがったのは、「オープンダイアローグ」「当事者研究」「認知行動療法」など。最近気になっていたワードが次々と出てきた。加えて、理恵さんもライター一本で長年書いてきた方なので、岸田奈美さんのエッセイや古賀周子さんの日記の話なども話題にあがり、楽しかったな。 

じっくり眺めて、一冊購入した。『去られるたまにそこにいる』長年子育てに悩む人へのカウンセリングをしてきた医師・臨床心理士の田中茂樹さんの本で、不登校などの話題も出てくる。子どもを見守る、信じるとはどういうことなのか。実際のやりとりなどもあり、自分ごとにしやすい。


「こころの本屋」さんを見て、うちにあるたくさんの絵本や児童書、書籍も、読んでもらえる場作りができたらいいのかなあ。子どもたちはすっかり読書から遠のいてしまっていて寂しいのと、家族みんな本を棚に戻すことが苦手すぎる人たちだから、読んだコミックスなどが部屋に散らかっている。子ども3人と暮らす家はいつも雑然としている。それが嫌すぎて、本を手放そうかとも考えていた。

でも、せっかくコツコツ集めたし、何かできたらいいな。そんなこともぼんやりと思った。

次回以降も楽しみです。

今の家の本棚(未完成)
リビングの本&おもちゃ棚
竹富島の家の本棚
これも竹富島のおうち


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