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好きな「動詞」は何ですか?【好きの見つけ方】

林先生の初耳学、森岡毅さんの回を見た。抜群に面白くて、興奮しながら最後まで視聴!!

森岡さんはUSJの再建などを手がけた著名なマーケターで、著者も多数。夫が本を読んでいたけれど私はこれまで名前しか知らなかった。

「周りを気にするから得意がわからなくなる」
「神戸のリゾート再建のために、山を愛する人の気持ちを知るべく猟師免許取得」
「数学への愛」


などなど、一流のマーケターで戦略的でありながら、情熱と愛を感じる話し方と内容に引き込まれた。

「好きなこと」「好きなもの」が何かわからない人が多いけど、「好きな動詞」を考えてみる。

この提案が目から鱗だった。

たとえば、「サッカーが好き」な人でも、「サッカーの戦略を考えるのが好き」「サッカーを見るのが好き」など、サッカーにまつわるどんな「動詞」が好きなのかは違うという話。そして、戦略を考えるのが好きなら、サッカー意外でも楽しめるのかもしれない。なるほど。

私は今ライターの仕事をしているけれど、ライターにも「書く」以外の部分がたくさんある。どうも楽しいと思えなくて、だったら今している仕事を因数分解して、その中のどの部分は楽しいと思えるのか、その楽しさを見出せる部分をする仕事を探すのが良いのかもしれないと思った。

・企画を考える

・営業する

・ミーティングする

・インタビューする

・店舗やイベントなど現地に取材する

・記事を書く

・noteを書く

・請求書を発行

・ツイートする

などなど……。この中だと「営業する」「営業獲得できた瞬間」「店舗やイベントに足を運ぶこと」が特に楽しい。noteを書くのも、まあまあ楽しい。TwitterやInstagramストーリーは呼吸。ただただ思考や体験を外に出すのが好きなのかもしれない。

あと意外と好きなのはmtg。人と話したいのかも?!

インタビューは話を聞くのは面白いけれど、記事を書くのは毎回プレッシャーに七転八倒で、自分のエネルギー消耗ぶりに近ごろちょっとお疲れ気味。慣れるかなと思っていたもののなかなか慣れなくてどうしたものかと思っている。

これは、以前ワーママはるさんがvoicyで「できるけどエネルギーを消耗しすぎることはしない」と話していたのにも通じる。

そう。それで、ライターに使っている要素を消耗しすぎずに生かせる仕事がほかにもあるのかも、というのが、ここのところよく考えていることでもある。

もうひとつ、森岡さんは数学であらゆる分析をしていると話していた。数学や数字に壊滅的な苦手意識のある私は「やはり数学……勉強しようかな……」と一瞬よぎるも、森岡さんは「数学しかできないこと」がコンプレックスだったと話していたのに驚いた。

比べるような話では全くないのだけれど、私は国語しかできなかったのが長年コンプレックスだった。というか、そういう人も多いと思うが、国語だけは勉強しなくてもできた。

でも、「国語ができる」って、なんなんだろう?

とずっと思っている。

学校や入試の国語で求められるものって、「文章を読み取ること」や、論述なら「文章を読んで、設問で求められてることを本文の中から再構成すること」なのかなあと思う。(すみません、わりと思いつくままに書いてるから全然違うかも)

作文や詩をほめられたことはあまりなかったし、特別本が好きなわけでもない。これもコンプレックス。大学が小学校の先生になるための学部で、教育関連の授業は面白かった。一方、国語専攻だったので明治や大正の文豪たちの文章を読む文学論の授業も多く、眠くて眠くて………あまり楽しさを見出せなかった。(今思うともったいないことだけれど)

そして、変わらず好きなものは漫画。ずーーーーーーっと好きで、漫画ばかり読んでいたので卒論のテーマも漫画にしたほど。漫画……ただただ読んで楽しい〜と思うばかりなのでエンタメを消費してるだけなのかなあとも思う。感想や考察を求められると固まってしまう。

だから、絶対的に国語ができる、好き、得意なわけではなくて、自分の手札を見渡したときに他のことよりも少しできるかな?というのが、国語なんだろう。

でも、それをどうすれば良いのかがわからないと長年思っていた。何度か英語の勉強とかしようかなと思ってしてみたりもしたけどはまらず、「やっぱり国語しかないな!!」と思い、育休のときには「日本語検定」に挑戦した。2級を取得したよ。

日本語検定は文法や敬語といった正しい日本語の使い方を学べる検定で、なかなか面白かった。これもライターには必要な要素かも??

たぶん、文章のうまさではなくて、「面白さ」への憧れが強く、面白い文章を読んでは「あー、私には無理だ……」と一人勝手に打ちのめされているのかもしれない。

まとまらないが、森岡さんの話を聞いて、一つの得意を磨くのも良いのかもと改めて感じた。最後に動詞で思った。「書きながら思考する」「話しながら思考する」のは好きかもしれない。

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