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島暮らしの夏休みは台風から

台風直撃ではじまった、沖縄の夏休み。

「沖縄」

竹富島へ来てから2年たったのに、未だに沖縄というワードに驚く。京都で暮らしてたときも感じていた。割とどこにいても、「ここは一時的な居場所だ」という感覚がつきまとうのは転勤族だからだろうか。かといって一箇所にずっと居るのも落ち着かないのだけど。

台風は、驚くほどノロノロペースで、暴風域に入る予報がどんどん後ろにずれ込んだ。おかげで、竹富島から石垣島へ渡るフェリーは、4日間、全便欠航になった。家からほとんど1歩も外に出す、家族で過ごした。

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台風がくる少し前のビーチ

引っ越し準備の腰が重い

夏休み中に、島内で引っ越しを予定している。さまざまな事情あってのこと。飽き性で変化好きなので引っ越しそのものは割と好きだったけど、片付けや物の定位置を決めるのが苦手過ぎて、引っ越せど引っ越せど満足のいく部屋作りができていない。転勤族とはいえ、転勤はおおよそ4〜5年周期なのに、横浜のときも1度近所で引っ越したし、今回もということで結局2年おきペースで引っ越している。引っ越し、というか、どの家具をどこに置けば…と考えるだけで、ワクワクよりも憂鬱な気分が勝るようになってきてしまった。

台風が終わり、重い腰をあげて引っ越し準備を進めようと思っているまに、台風で荒れたビーチや道が、ものすごい勢いで美しく掃除されていった。軽トラや重機がどこからともなく集まり、ぐんぐんと倒れた木や葉っぱが片付けられていく。

竹富島は、美しい島として定評がある。これは、ただほおっておいたらこうはならない。島の人たちの美意識、日々の細やかな清掃が作り上げているように思う。どうしてここまで即行動できるのだろう。

そんな島で暮らせることに感謝しつつ、今年の夏も海でたくさん泳げたらなあと思う。


台風が通り過ぎ、久しぶりに買い出しに石垣島へ出た。夏休みになった子どもたちも一緒に出掛けて、ホテルのランチビュッフェに行った。お昼を食べて、買い出しをして、本屋に立ち寄り、フェリーで竹富島へ戻ってきた。

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家の裏で「リップスティック」(スケボーのような形をしたらバランスボード)の練習もした

3人それぞれの興味関心

小5の長男が、信じられないくらいにオリンピック観戦を楽しんでいる。もともと理科や算数が好きだったり、学校で学んだ法律にも興味を持っていたり、好奇心は強い。スポーツをするのにはさほど興味はなさそうな彼が、ここまでスポーツ観戦が好きなタイプだとは。どの競技でどのメダルを獲ったのか、逐一報告してくれる。何が子どもの興味関心にささるかはわからないなと改めて思う。

自由研究は、「マインクラフトのバグ」について調べたいと話している。このテーマ、私はどうサポートをすれば良いのだろう……。

小3の次男は、「マインクラフトのボツ要素」を調べたいと……完全に兄の影響だ。これもまたどうすれば良いの???

年長の長女はアイドルになりたいらしく、「ラブライブ!」にハマりまくっている。アイドルを目指す女の子たちを描いた、人気のアニメシリーズだ。毎日歌にダンスに練習に余念がない。

子どもたちは、親の誘いよりも友達と遊びたい年頃にさしかかってきた。自由にのんびり、伸び伸びとやりたいことをしながら過ごす子どもたちが羨ましく思えてくる。そんななかで、今年も、子どもたちの興味関心を見つめて、一緒に楽しめたらと思う。



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