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インターネットの思い出③~当時の交流ツール、そして荒らし~

こんばんは、yuuです。

完全自己満でお届けしております、このシリーズ。

前回 ↓↓↓


当時、一種のブームだった個人ホームページ制作。
簡単に作ることができ、各々が自由に好きなことを発信して楽しんでいましたね。
今回はその延長線上、かつて存在したBBSやチャットルームでの交流について少し掘り下げていこうと思います。




◇「BBS」って何ぞや

このシリーズでもたびたび登場する、BBS


BBSとは、ネットワーク上で運用されるシステムの一つで、閲覧者が文字メッセージなどを書き込んだり、他の閲覧者の投稿を読むことができるシステム。現代ではWebサイト上で構築・運用されることが多い。

IT用語辞典 e-Words
https://e-words.jp/w/BBS.html

要するに掲示板(Bulletin Board Systemの略とのこと)の事ですが、当時はメニューにかっこよく英語で表示することが多く、個人ホームページでは大抵BBSと呼ばれていたと思います。
サーバーが用意している場合もあれば、CGI BBSをレンタルしてタグ貼り付けで使用したりしましたね。

BBSにも色々ありました。人によっては、「連絡BBS」「交流BBS」「○○さん専用BBS」などのように用途別に分けて何台か設置したり。今になると分ける必要あるか?なんて考えたりもしますが、人が多いとスレッドが次のページまで流れて見落とす…なんて良くありましたもんね。
前回出てきた"専用アイコン"も設定できました。その人の名前で投稿するとアイコンが専用のものになる、称号のようなものがつく、などバリエーション豊富だったような…
お絵描き掲示板、お絵描きチャットのブームもありましたよね。私はPCでイラストを描く技術が皆無だったので(当時ペンタブ欲しくて仕方なかった…!)、羨ましく見ておりました。

◇もうひとつの交流ツール「チャット」

BBSとセットで挙げる必要があるのが、チャット
今でも残っているツールではありますが、当時はチャット全盛期
こちらもCGIチャットルームがレンタル配布されていることが多く、BBSと同じくほとんどの個人ホームページに設置されていました。

当時の私は、インターネット上でリアルタイムで誰かとおしゃべりしている感覚がものすごく新鮮で、友達とチャットで毎日のように交流していました。
同年代の子たちは、とにかくみんなタイピングが速く、話題が流れるのも早かったです。笑
挨拶は「こん」、落ちるときは「ばい」
知ってる名前(仲間)が入ってくると沸き立つチャットルームの雰囲気、懐かしいです。

最初は他に倣って一般的なCGIチャットをホームページに設置していましたが、私が最終的に一番好きだったのがJetChatです。
JetChatはJavaを利用したチャットルームで、それまでの定番だった文字のみのものとは違い、かわいい動物の数種類のアイコンを使えたり発言するたびサウンドが出たり。私の中では全く新しいチャットでした。
以前の掲示板からの仲間が私のホームページに設置したJetChatに集まり、学校が休みの日はみんなで1日中おしゃべりしてる時もありましたね…
お昼食べてくるから1時間後にまた集まろう!とかやってた。めちゃ懐かしい。。

◇荒らしとネチケット

荒らし。これは今でも続くインターネット上の課題(問題)ですね。
当時からこれだけは変わらずあります。それこそ現在は行き過ぎた誹謗中傷等、社会問題に発展してしまっていますが…

当時私が運営していたホームページでも、荒らし行為はそこまで珍しいことではありませんでした。
掲示板に意味のない投稿を連投されるだったり、「バカ」等の悪口を投稿されるだったり。なりすましとかもあったような…
チャットルーム(誰もいない時のログですが)に卑猥な単語を連投されていたこともあり…それで1回ホームページを閉鎖しました。
不気味でとにかく怖かったんですよね。誰にも言えず勢いのままにページを消しました。。

今思えば誰か知ってる人の自演だったかもしれないし、はたまたどこかから流れてきた人が荒らしたのかもしれない。
自分は他の掲示板で暴れまわったり迷惑行為を働いた覚えはさっぱりなかったので、荒らされたときは腹も立ったと思うし何よりショックでした
インターネットの世界にはいろいろな人がいて、自分も現在進行形で世界中に発信しているということを考えなければなぁと子供ながらに反省したものです…
仲間うちとは言え、住んでいるところや本名をチャットで教え合ったりしてましたからね。警戒心薄すぎるよ、自分…

ネットエチケット(ネチケット)についてかなり詳細に書いてくれたサイトさんもありました。リンク集に貼られていることが多かった気がします。
荒らしや連投等の迷惑行為についてもそうでしたし、機種依存文字は使っちゃダメ!というのもスタンダードでしたよね。当時は文字化けの原因になるとかで…
私個人的には、そういう注意を促すサイトさんの出現によって、例えば掲示板を無作為に荒らしたりだとかの迷惑行為は減った感じがしました。
また、前述のように個人情報を簡単に開示することは危険なのだと再認識もできました。当たり前っちゃ当たり前ですが…
そんな世代なので、その後にmixiやFacebookなどの開かれたSNSが当たり前になったことはまさに青天の霹靂でした。ただの石頭なのかもしれませんが…笑



話は戻りますが、チャットを荒らされてホームページを閉鎖した後、少し間をあけてまた新しいホームページを作りました。
荒らしに遭ったショックは残っていたと思います。でもそれ以上に、また何か作りたい!という意欲がわいてきていました。
確かそれが中学1年生ごろだったと思います。小学生の頃は、「私ホームページ持ってるんだー!」などと軽く自慢したりして、時折リア友ともチャットで話したりしてたんです。穴があったら入りたいくらい恥ずかしい過去ですね。笑
でも中学校ではそんなこと一言も言えませんでしたね。なんか…そういう時期じゃないですか





中学では部活にも入部して忙しい毎日を送るようになりましたが、インターネット世界での活動に飽きることはなく、まだまだ続きます。

次回は、次のターニングポイントであるふみコミュとの出会い、憧れのキラキラサイト等についてお話ししたいと思います。
この辺りは本当に濃い時間でした…!ふみコミュに関しては何時間でも語れる自信があります。笑


それではまた!

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