働くこと|サラリーマンは誰からお給料をもらっているのか問題

私たちは誰から給料もらっているのか

「あなたは誰から給料もらってるの?」

尊敬する上司が、いろんな人にしていた質問です

質問された人の答えは大きく2つ
だいたいの人が「会社から」と答え、
残りの人が「お客さんから」と答えます

サラリーマンだと、会社”名義”の口座から毎月お給料が振り込まれて
会社からお給料をもらっていると勘違いしがちです

就職したら仕事があると思っていた

そもそも、私自身がしていた大きな勘違いは「就職したら仕事がある」というものでした

でも、そうじゃなかった
特に営業という仕事は

日々、仕事の種を蒔き、育て、刈り取る
その繰り返しでした

複数のプロジェクトを並行して進めて
待っていても仕事が来るわけでもなく
毎年毎年、種を蒔き、育て、刈り取る

しかも、全然うまく育たなかったり、
そもそもどこにどの種を蒔いたらいいのか分からない
放っておくと、無かったことになっている

私たちの仕事は実るまでに3~5年かかるのなんてザラで
でも毎年課せられているある一定以上の目標売上金額があって
数年先を見て、繰り返し種を蒔き、育て、刈り取る

新人のころは、担当を割り振ってもらうものの、
うまくプロジェクトを動かすことができず停滞しがちで
手立ても思いつかずに、時間を持て余すこともありました

なんだ…
就職したら仕事があると思っていたのに、
就職活動を終えてホッとしたところだったのに!

というのが、私の最初の勘違いでした

忙しさの質

さらに、周りの先輩たちを見渡すと
忙しそうな人と、そうでもない人がいます

厳密にいうと、みんなそれなりに忙しそうなんですが、
その忙しさの質が違う、ということに気が付きました

一番印象的だったのは
どうしても仕事が来てしまう、みたいな先輩がいたこと

私たちの会社の本業ではないことまで、お客さんから「どうしても」と頼まれてしまう人でした

なんか、自社製品とは全然関係ない、エレベーターとか売ってくるんですよね…(わが社はエレベーターメーカーではありません…)

お客さんは「会社」ではなく、「その人」に仕事を頼んでいるんだ!と感じました

・ 就職しても仕事があるわけではない
・ 「忙しい」には2種類ある

これが、私がサラリーマンとして仕事をしてみて思い知ったことでした

私を営業でいさせてくれるお客さんへ

「仕事がない」
そういう時期を経験して、良かったと思っています

もちろん、今でも毎年課される目標を意識しながら日々仕事をしているわけですが
「仕事をやらされている」と思うことがないのはこの経験のおかげでもあると感じています
「やらされている」と思うと、急に辛い、嫌なことになってしまって、とてもストレスを感じるから嫌なのです

仕事があることを感謝しています

仕事を依頼してくださるお客さんがいることで
私は営業でいられる、サラリーマンでいられると思っています
(でも、お客さんの言いなりにはならないことは心掛けています
 これについてはまた今度書けたらと思っています)

改めて、私たちは誰から給料もらっているのか

というわけで、

「お給料は、仕事の対価としてお客さんからもらっている」

こうやって文字にすると、驚くほど当然で当たりまえのこと…
でも、忘れがちなこと
特に、直接お客さんと接しない間接部門に所属している時や
営業であっても忙殺されている時、忙しさやほかの何かで視野が狭くなっている時は忘れがち

仕事の対価として、今受け取っている金額が妥当なのか、
高すぎないのか、安すぎないのか
自分が、どれぐらいのお給料をもらう市場価値があるのか
どうやって市場価値を上げていくのか、
どれだけ価値のある仕事をしていくのか、価値を高めていくのか
こういうことを忘れずにいたいと思っています
(どうしてもぜんぜんやる気でない時も、もちろんある
    失敗することも山ほどある)


この記事を読んで、なんだかこういうことを改めて考えました
私は一度も転職したことは無いけれど、共感する点、勉強になることがたくさん



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