AI時代の出版ゼミ

入門編は“興味はあるけど、書けることなんてないよ”って人向け

木村:さて、そろそろ時間だし、まとめていこうか。今回は短縮版の2時間編ってこともあってさ、入門編でやるじゃない。だからワークの時間を全部カットするのね。だから個別セッションもしないし。

大野:今回は簡易版だね。

木村:実はさ、おれも色んなところで話するんだよ、出版ゼミってイベントやってて〜、ってさ。すると『おもしろそうですね』みたいな話にはなるんだけど、たいてい『でも私には書けることないですよ』、みたいな感じになるんだよ。
それで『どういう人来るんですか?』って聞かれるから、『アーティストとかクリエイターの人が来ますよ』っていうと、『あー、そういう人はやっぱり書けますよねぇ』みたいな感じになってさ。

大野:まあ普通はそう思うよね。

木村:『うーん、そうじゃないんだけどなぁ』とは思いつつ、『まあでもそう思うよなぁ』って言う。笑。今回はワークの時間がないから、興味はあるけど書けることないなぁって思ってる人に、ぜひ来て欲しい。ワークないから恐い時間ないし。

大野:恐い時間って?

木村:書きたいことの目次作りましょう!って言われて、書きたいこと思いつかないとその時間って辛いじゃない。そういうのないよってこと。

大野:それでもし「書けそう!」って思ってもらえれば、またその次の回にリピート参加してもらって書いてもらえればいいもんね。

木村:もちろん本を書く気マンマンで、今まで都合が合わなかった人にも来てもらって。前半部分は本講座と同じ内容だからね、結構面白いと思うんだよね。

大野:おれ達の参加者に求めるハードルがちょっと高いっていうのもあるよね。あなたの本を出しましょうって募集してるからさ。笑

木村:話聞いて終わりじゃないからね。話聞いて質問して終わり!じゃなくて、実際に手を動かしましょうだから、ハードルが高いのはまああるよね。個別のセッションもさ、『こう言う本を書こうと思ってるんです』に対して『それならこう言うのはどうでしょう』ってならないと中身のある時間にならなくてさ。

大野:ある程度形になりそうなものを持って参加するのと、それを探すために参加するのの違いみたいなところか。

木村:もちろん『こんな感じのことを書きたいとは思ってるけど、具体的にはまだです』みたいな人にもそれに合わせた内容にするから大丈夫だけど、『書きたいことないんです。。』から始まると、『普段はどう言うことやってるんですか』みたいなところから始まっちゃうからね。本人が時間かかっても平気ならそれでも全然OKだけどさ。

大野:まあハードルは高いよね。

木村:今回はどういう段階の人でも大丈夫だからね。冷やかし参加もOkということで。笑

大野:そうだね、気軽に来ていただいて。笑

木村:しかも今回問い合わせくれた人で『グラフィックレコーディングは一芸払いに入りますか?』って人がいてさ。

大野:あれなに?グラフィックレコーディングっておれ知らないんだけど。

木村:あれは見える化とか視覚化の一種でさ。打ち合わせとか議論の議事録って普通文字で打っていくじゃん。それを模造紙を広げて絵とか矢印とか使いながら、どういう話題からどういう話に広がって、とかを視覚的にまとめていく技術なんだよ。

大野:あーー、聞いたことある。言われたらわかった。

木村:例えば今日だったら『縄文展』から結構色んな話題に広がったじゃん、ARTとLogicとか、美意識みたいな話から精神的余裕とかさ、機能と美しさとかさ。そういう情報と情報の関係性を可視化するっていうのがグラフィックレコーディングかな。

大野:木村くん得意分野じゃん

木村:おれは結構得意。笑。でもやっぱね、グラフィックレコーディングはライブだからさ。その場で瞬時に形にしていくのは、視覚化の中でもちょっと特殊な技術でさ。普通の視覚化よりも必要な技術レベルが結構高いんだよね。

大野:そっか、そういう違いもあるのか。

木村:あと単純に自分の話をするのがグラフィックになってくのは楽しみだよね。政治の答弁とかをグラフィックレコーディングでまとめるのもあるよ。答弁があって、テレビの右下の方に小窓があってそこでグラフィックレコーディングやってるの映してるの見たことある。

大野:そういう政治関連のとかって、その道の一流の人がやってるよね。安倍首相のインスタとかもさ、すげぇ上手だもん運用。お手本だよね。余談だけど。笑

木村:この手の視覚化って、一見難しいものとっつきにくいもののハードルを下げる効果もあるよね。マンガでわかる、みたいなシリーズもよく売れるしさ。

大野:あるねあるね。

木村:あとは俺たちが使ってるnoteとかでも、図解ってタグつけると結構見てくれる人多いよ。数年前からニーズがかなり高まってるのは感じてる。

大野:今回も気合い入れてやるから、書きたいことはないよ、でも聞きたいよ!みたいな人にね、ぜひ来て欲しいよね。

木村:そうだね!資料もいくつか更新するつもりだし!


お付き合いいただきありがとうございました。
明日が【【入門編】AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座第】本番となります。
お会いできますこと楽しみにしております。


お知らせ

8月19日(日)16:00〜18:00に【入門編】AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座第を渋谷で開催します。

詳細はこちら👉 https://aipublish.peatix.com/

【イベント概要】
AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座

AI時代に力を持つのは、自らの感性、美学、哲学を技術を駆使して形にする “つくり出す人” です。

データやルールがあるものや、そこから導き出せる『正解があるもの』はAIに任せればいい。データやルールのない『感性を元にした、正解のないものをつくり出す人』が活躍していくこれからの時代。

そんな時代に活躍する、アーティスト、デザイナー、パフォーマー、カメラマン。はたまた、料理人やパティシエ、ライターや作家、映画監督に作曲家。そんなアイディアと技術を駆使して『つくる人』たちにとって『著書』は武器になります。 

そんなAI時代に向けて、『つくる人の武器』としての出版講座を開催します。

例えばアーティストなら作品の説明や制作過程をまとめた著書をポートフォリできるのはもちろん、展覧会のグッズとして販売したり、それらをテキストに初心者向けの絵描き講座をすることもできる。
例えばパフォーマーなら自分のパフォーマンス動画を電子書籍にリンクさせて、
写真と動画と文章で作品を紹介することもできる。
 
しかもアマゾンの自己出版サービスを使えば、スマホだけで電子書籍もペーパーブックも出版することができる。どちらも1冊から販売できるから、何冊以上売らないといけないというノルマもなければ、初期費用も無料でリスクもありません。

ゼミ中には目次作りのノウハウを教えるだけでなく、どのような切り口で本にすればヒットする内容になるかの個別相談を行います。同じく出版に向けて努力するクリエイターの仲間ができるのも大きな魅力です。

■対象人物

・「出版や内容に興味はあるけど書けることないんだよなぁ」という方
・『つくり出すこと』をしているすべての社会人、学生
・独自の技術や作品を持つクリエイター
・自分のノウハウを体系化させたい人
・電子書籍やペーパーブックで出版したい人
・ニッチな言語や技術を極めている人(初回ではアラビア語の詩集の出版を目指している方も来ました)

■場所

くるくる Global Hub
(JR渋谷駅から徒歩5分 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目13−5)

■日時

8月19日(日)16:00〜18:00

■料金

・一般3,000円
・【一芸払い】2,000円
※一芸払いとは:AI時代の出版ゼミでは、アーティスト・デザイナー・クリエイター・ダンサー・カメラマン・パティシエ・ライターなど、何かを『つくりり出す』人を応援しています。そのような人向けに、料金の一部をそれぞれの『一芸』で支払うコースを用意しました。アーティストの方でしたら作品1点を参加費の代わりに提供いただき、パフォーマーの方はゼミの休憩時間でパフォーマンスを披露していただき、カメラマンの方でしたらゼミ中の撮影をしていただくなど、その方の『一芸』を提供していただくことで、参加費の一部とするコースです。

詳細はコチラ 『一芸払い、始まる』


■お申込み方法

peatixにてチケットをお申し込みください。
詳細はこちら👉 https://aipublish.peatix.com/
※Facebookで参加ボタンを押すだけではお申し込みにはなりません
https://www.facebook.com/events/205068223534630/

参考note記事

・アーティストよ筆を取れ。出版は爆発だ。


・スマホがあれば出版できる


・10冊売れると10.000円。電子書籍の印税の話


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