担任の先生から言われた忘れられないひとこと

思い出してみると、私は昔から物事を深く追求することが好きだったように思う。

よく「なんで?どうして?」と周りの大人に聞くことが多かった。

ある幼馴染の親御さんは、私が遊びに来る前にちゃんと答えを用意しないとと思って毎回備えていたらしい。

近所の人には、私があまりにもしつこいからか
「大人の話だから子供は知らなくていいの!」
と言われたりもした。

そんな私が、小学校1年生の時に担任の先生に言われた今でも忘れられないひとことがある。

それは

「あなたは他人の知らないことをよく知っている。

でもみんなが知っていることを知らないね。」


という言葉である。

なんの流れでその話になったのかは忘れたが、教室と廊下とを分けるドアのそばに立って先生と二人きりで会話をしていた時に、そう言われたことを今でも覚えている。

言い方のニュアンスによっては否定的に聞こえるかもしれないが、
先生は決して私を非難していったわけではないと思っている。
(言われた当時の私はそう感じたので)

そして、その頃感じていた思いを今でもうまく言葉にはできないが、
なんとなく“ナニカ”がおかしいなぁと思っていた私は、
その言葉に妙に納得させられたのである。

どう言う意味で先生が私にそう言ったのかは今でもわからない。

まぁでもそんな感じで、今も変わらず生きています。





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