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「テニスの王子様最強チームを結成せよ!」AI別シングルストーナメントやってみた。

概要

キャラの強さ(AI)について

「最強チーム」にはAIシステムが搭載されている。 AIには上級と通常の二種類があり、作中での強キャラには上級AIが搭載され、必殺技が出やすくなっている。 最強チームと言えば必殺技による技合戦、よってAIの差は勝敗に大きな影響を及ぼす。 例えば、パラメータ合計値が最弱である竜崎桜乃の能力値をオールSS覚醒状態アビリティ盛りで「九州帰りの手塚の能力値を持った切原赤也」に仕上げたとしても、育成前の真田に勝つことすら難しいのだ。 (ちなみに私は育てに育てた東方で越前に辛勝するのが精一杯だった。)
そこで、公平を期すため通常AIの選手のみでトーナメントを行い、次いで優勝した一名を上級AIトーナメントに投入するという試みである。

トーナメントのルール

中学生からおっさんに至るまでの全てのキャラでシングルスの試合を行う。
能力値は全員デフォルト、試合もデフォルトの3ゲームマッチ。
トーナメントはランダムでは無く、最も能力値が近い選手同士での対戦となる。

こんな感じで対戦相手を並べていくよ!

そして勝ち上がった通常AI最強選手を同じく能力値順に並べた上級AIトーナメントに組み込むのだ。
点数もカウントしていくが、KO勝ちの場合は負け選手の得点をKOと表記する。勝てば良かろうなのだ。

結果発表

最強チーム・通常AI(wiki調べ)シングルス頂上決定戦

トーナメント結果は以下のリンクを御覧ください。
https://the-tournament.jp/tournaments/iolhQ2Kswyjuts4AvxuQ

※面倒くさい人用に画像も張るぞ。

WINNER HAKUSAI!!

亜久津が!亜久津が勝った!!!
ヒャッホウひっひひ!!!!
私は確かに亜久津が好きだが、こんなにも喜んでいるのはそれだけの理由では無い。
彼がAI詐欺師の仁王をストレートで打ち負かしたからだ。
仁王は通常AIのはずだが、技の出やすさと決まりやすさ、またその高い能力値から、上級AIと見紛う程の実力者なのである。
また、最強チームの特性として、試合が優位に進むほどキャラのテンションがぶち上がり、より技が出やすくなるというハメ技のような状態になるという現象がある。(私調べ)
逆に不利な状況にある選手は必殺技を忘れたのかと思うほど慎重になってしまう事も少なくない。特に鳳長太郎。彼には個人的な恨みがある。
また、ダブルスには友情度というシステムが採用されており、パートナー同士が親密であればあるほど良い動きをするようになる。
単純な強さだけでなく、シングルスでも相手との相性によって試合の流れが変わってくるので、今回の優勝は正直運が良かった(赤澤)のかもしれないが、シングルス通常AIトーナメントの結果は、WINNERHAKUSAIとなった。
亜久津の化け物ジャンプ、好き。

通常AIトーナメントの所見

さて、文章だから地味ではあるが、今回のトーナメントを振り返って軽く実況と感想を述べてみようと思う。
まず、氷帝が、強い。
リンクのトーナメント表(https://the-tournament.jp/tournaments/iolhQ2Kswyjuts4AvxuQ)を見ていただければ分かるが、第三試合まで勝ち上がった10名のうち6名が氷帝学園の生徒と顧問である。
榊太郎はがんばった。コートにばら撒かれたレモンに耐え、太一に視覚を奪われ、金田の罵りを返り討ちにする名監督ぶりであった。
「黙れ」「何だそれは」と的確なツッコミを絶やさず、腹いせのレギュラー外しも忘れない。さすが跡部から尊敬されているだけはある。
余談だが、この最強チームには原作で仲が良い選手同士で多くの特殊台詞やイベントが用意されていて、それもこのゲームの大きな魅力の一つだ。
(私は関係ないキャラ同士でダブルスを組みたがるミーティングでの台詞が好き。夢があるので。)
そして、今回のトーナメントで活躍した氷帝の選手といえば、やはり日吉若であろう。
2位ぞ?彼、2位ぞ??
アビリティ・下剋上(上級生と対戦する時全ての能力値が一段階上がる)はやはり強い。
白菜がしらたき(仁王)を下し行われたお鍋頂上決戦は、キノコが粘りを見せるも惜しくも王者に敗れ去ったのであった。
……と、ここで決勝戦で起こった不思議な出来事について書かせて欲しい。
お互い大技出しまくりながらも亜久津が2-0で日吉に勝っていた3ゲーム目、唐突に亜久津の舐めプが始まったのだ。
亜久津は一度不利になるとやる気を無くしてしまう傾向が強いAI(観月と鳳と黒羽が特に酷い)だが、優勢なのに一体何故……?
お互いに気力はMAXの3と4、ベースラインに下がる日吉を挑発するように返球し続ける亜久津。
私は思った。(まさか、牙突を待っているのか……?)
その直後、日吉から繰り出された「禁伝・牙突」。それにより気力が1まで下がる亜久津。
気力1からの「逆だ小僧」で日吉を出し抜き、そこからはストレートで勝ちを決めた。
試合後の「もっと遊べると思ったのによ。」という台詞も含め、とてもドラマチックな試合であった。
私はこんなに楽しそうにテニスをする亜久津仁を知らない。
これは、AIを超えたオカルト。(よかったね日吉。)

また、ダブルスというアビリティ上本領発揮に至っていない佐伯虎次郎が準々決勝まで残ったのはかなりのファインプレイであったと思う。
使えるショット技は「エアポケット」のみ、これは前面コートでしか発動しないドロップショットだが、この技はアグレッシブベースライナー(後方でのプレイを得意とするプレイヤー)への効果は抜群であった。
また、彼は総合能力値こそ高くは無いものの、スピードはAと擢んでており、通常の打ち合いでも有利な試合運びをしていた。
個人的な感想だが、佐伯はダブルス選手として最強のAIであると思う。
デフォルトのアビリティや能力値も申し分ないが、それ以上に彼にはパートナーを引っ張りつつ良さを引き出す何かがある。(オカルト)
試しに、南あたりとダブルスを組ませて見て欲しい。健太朗って呼ぶから。

さて、一気にここまで書いてみたが、予想以上に長くなってしまったので、上級AIのトーナメントについてはまた後日記事を上げたいと思う。

………
…………
と思ったのだが、ここで一気に上級AI頂上決戦の結果も載せてしまう事にする。
結果はこちら。↓↓↓

最終結果発表

最強チーム・上級AI(+通常AI優勝1名)シングルス頂上決定戦

https://the-tournament.jp/tournaments/ya0K7fHcx3MN3ktRHPOD

壮絶な死合の様子。

このKO率よ。
暴力、やはり最強チームでは暴力が全てを解決する。
正に最強チームの代名詞「KO勝ち」を象徴するような切原赤也のナパーム・ナックルサーブの勝利となった。
ちなみにこの対戦相手を吹っ飛ばすナックルサーブだが、プレイヤー操作であればハネ際を叩いてリターンする事が可能である。
ボコボコに倒される選手達を見て、やはりテクニックやAIによっては返球できるシステムが欲しかったと思った。
また、上級AIの強さを競うに当たって遺憾なく能力を発揮できるよう試合を6ゲームとしたが、これもKO勝ちに繋がる大きな要因となってしまった。
育てていないキャラクターは相手が切原でなくとも簡単にスタミナを削られ、泥試合は免れないのだ。
優勝結果はほぼ予想通りだが、そこに至るまでの過程には意外な試合もあり、大いに楽しく観戦する事が出来た。

次はダブルスのトーナメントを開催してみようと思う。

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