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カーテンを開けたら…第ニ話

デカい猫と申します。

第ニ話「転生先とその世界の神との出会い」

前回のあらすじ…
普通の生活を送っていた俺「兎島」は、
暴力団組織の手榴弾が、俺がカーテンを開けた際に爆発し、ある所に飛ばされた。
そこには自称神と言う人がいて、
俺に選択させる為にいたと言う。
そして俺は転生を選んだ!
ここからどうなるのか分からないが頑張るか!

音)ピィュー……ポァー
着地音)ッストン!タンタン。

??)私の世界「メジナカド」にようこそ!転生体の君。

兎島)貴女がここの自称神様でしょうか?

??)自称神とは失礼な!私の名前はトランだ!

兎島)トランさんですね。でもこの空間に居ると言う事は神様何ですよね?

トラン)あぁ…そうだ!君に身体とスキルを上げる為に私はいるのだ。

兎島心の声)わー…また変なキャラの奴出てきたな…!にしてもスキル?何だそれは?

トラン)教えてあげよう!スキルとは…

兎島心の声)コイツもか!神は心の声読むのが好きなのか?

トラン)スキルとは、私の世界で必ず持って産まれる。スキルには様々な効果がある。
例えば、剣術と言うスキルを持って産まれたら、色んな攻撃パターンの攻撃が瞬時に脳へと働きかけて身体が動く。
剣術スキルを持っていない人は、
努力して身に付けるか…
それは無理だと諦めるかのどちらかしか無い。

兎島)つまり、産まれた時のスキルによってどの様にすればいいのかが変わっていくと言う感じですか?

トラン)簡単に言えばそう言う事だ!

なるほど。つまりこのメジナカドと言う世界は、スキルによって人生が決まると言う事か!
あれでもさっき、努力すれば、スキルを持っていなくても獲得する事は出来ると言っていたな…
もし、産まれてスキルが分からない物だったら、努力をして獲得したら良い事になるな!

兎島)ある程度は理解しました。先程、スキルを与える為と言っておられましたが、俺自身が決めてから、生まれ変わると言う事ですか?

トラン)その通りだ!理解が早くて助かる!転生者は特別として初めから3つのスキルを与えられる決まりだ。スキルを何にするか、ここにあるボードから3つを決めて、私に言え!待てる時間は短いが、ボードに書いていないものでも大丈夫だ!

そして、兎島は神「トラン」にボードを手渡された。
兎島初め説明を受けた際に、このスキルにしようと決めていた!

兎島)トランさん、1つ目はボードに書いていない「努力」のスキルを!
2つ目はボードに書いてある「限界突破」を!
3つ目はボードに書いてある「全属性魔法」を!

初めに決めていた努力と言うスキル。
このメジナカドと言う世界は、
努力すれば手に入れられるからだ!
そして限界突破は努力を沢山しても限界があれば鍛えても成果は得られないから、それを補う為の限界突破だ!
ラストの全属性魔法…これに関しては、魔法と言うのが、分からないからだ!
努力して手に入るのかが不明な為、この全属性魔法を選んだ。
このスキルでどの様に生きるか分からないが、
次こそは、必ず次の家族に恩返しをするんだ!


トラン)本当にその3つのスキルでいいのか?
努力はスキル欄には無いが、先程努力すれば手に入ると言ったが、並ならぬ努力が必要だぞ?
努力スキルの効果は「努力をした分習得するまで5倍早いスピードで習得が可能」で良いな?

兎島)はい!それでお願いします。努力は絶対する物なので例え5倍早いとはいえ、通常は何年もかかる物なのですから!日本にいた時も努力はしてきたつもりですから。

トラン)よし分かった!スキルはその3つだ!
次は産まれ変わる家族の所の話なのだか、どんな所に産まれ変わりたい?
金持ちか?王族か?貴族か?普通の市民か?
冒険者の家族か?

兎島)冒険者の家族で!多分、王族や貴族だと努力が出来る環境はならないと思いますし、市民だと妬まれそうなので、冒険者が一番良さそうだと思います!

トラン)冒険者だな!では、今から産まれ変わる。記憶は引き継ぐか?それとも消してしまうか?

兎島)引き継ぎで!覚悟を忘れたく無いので!

トラン)引き継ぎだな!ではそろそろ時間だ!
私の世界は危険もある、君が選んだスキルが良いことに使われる事を祈る事にする。
では、サヨナラだ!

兎島)トランさんありがとうございました!
貴方の世界楽しんで生きます!

こうして兎島は神トランに転生させられ、
生まれ変り、冒険者「父と母」の子供になった。

     「第ニ話終わり」

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