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幽霊はいない

子供の時は、幽霊がいると思っていた。神様もいると思っていた。
いや、子供の時はっていうか、よくよく思い返せば、33歳ぐらいまではいると思っていた。いると信じていた。
 
今では、幽霊はいないと思っている。
 
こういうのを信じている人っていうのは、基本的に「恐怖を感じている」、「人生や未来に不安を抱えている」のだと思うんです。
 
不安だから安心したくて、占いとか霊感商法とか、スピリチュアル的なことを信じれるんです。
 
 
オレも若いときはやっぱ将来に不安を抱えていたし、悪いことは起きてほしくないと願っていたわけですよ。
 
苦しいときの神頼みって言うけど、本気で死の恐怖を感じるほどのピンチになると誰だって神様にお願いしたりするじゃないですか。
 
あれは、その不安をなくすためのおまじないとして、自分の心を安定させるためにやっているんです。
 
 
この歳になると、もう将来に対しあまり不安とか期待が少ないので、スピリチュアル的なことは信じないです。
 
 
幽霊を見たとか霊感があるとか言っている人は何なのか?と問われたら、オレはこう答えます。
 
「幻覚や夢を見ている」か「目立ちたいがために嘘をついている」かのどちらかです。
金縛りもあれは完全に夢です。夢なのにそれを現実だと誤認識しちゃっているわけです。
霊が見えると言ってる人は嘘を言っていない人に関しては、幻覚や幻聴だったり、集団催眠みたいなもんだと思います。
 
または、あれはどう考えてもおかしいとか、そういうものだとしか思えないみたいな不思議な体験とかもあると思います。
 
しかしね、たとえば、どう考えても魔法としか考えられないようなマジックをしたりするマジシャンの人とかいるじゃないですか。
ああいうのだって、タネを明かされれば、なあんだ!そんなことか!って思ったりしますよね。
 
超常現象も同じで、不思議だって思っても、実のところをもし知ってしまえば、なあんだ、そんなことかって思うようなことなんです。それが真理です。

とは言え、まだまだ世の中の全てを知ったわけでは無いので100%とは言えないですけどね。少しでも可能性が残ってるのがちょっと面白いところでもあります。

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