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時代に取り残された商店街

のんびりと古びた商店街を散歩しました。

シャッターが降りているお店ばかりです。
ほとんどだれもいません。
今はジャスコやらイオンやら大型のショッピングモールが増えました。大型チェーン店がどこにでもあります。やはりみんなそちらに行きます。

そんな時代ですが、たまに高齢者をみかけます。
年老いた女性が昔馴染みの店で買い物をして、その弱った足でまた歩いて帰路につきます。

どんな店でも、どんな物でも、どんな人でも、いつかは古くなり、淘汰され、また新たなものがでてきて、町を、文化を、時代を作っていきます。

この古びた商店街も、昔は活気のある場所でした。
少しずつ、少しずつ、その古き良き日の思い出に浸るだけの場所になっていきます。
全ての物事はいずれ移り変わり、消えていきます。
永遠なんて存在しません。

年老いた猫ちゃん。

ねこちゃん、君は今まで何を見て、何を思い、何を感じて、時代に取り残されたこの商店街にいるのですか??

俺は、前に進みます。

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