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「離婚したので住宅の契約を解約したい」という方の悩み

こんにちは!

本日は「離婚したんだけど住宅の契約をまだ解約していなくて解約金が払えなくて困っている」という方からの相談です

相談者の方
30代
男性
養育費あり(18万程度)
年収500万
車関係の仕事
契約時期2021年頃
契約金5万のみ

色々親切に住宅の相談にずっと乗ってくれていたのに最終的には離婚という形になってしまいました。
解約金の話を向こうからされて、そこの支店長さんも親身になってくれて出来る限り安くなるように本部に掛け合ってもらったらしいですが、図面も何枚も書いているし、打ち合わせも何度もしているので実費として30万の請求をされています。
払うべきなのは分かっているのですが、今は本当に余裕がなくて払えません。銀行に借りてでも払うのがいいでしょうか。

みたいな悩みです。

これは結論としてはどうしようもない話なので

「原則払うべきだと思うし素直に現状を話して向こうと相談する」

のが一番いいということをアドバイスして「もし一人で心細いなら一緒に行きますよ」ということで一緒に行ってきました。

そこでそこの支店長さんが
「〇〇さん。何度も足を運んでもらって申し訳ないです。本部からもう一度上司と一緒に話を聞いてくるようにということでエリアマネージャーにも来てもらいました」
「こちらこそ申し訳ございません」
「前回と同じ話になると思いますが今一度現状を確認させてもらっていいですか?」
「はい。実は・・・・」※上記に書いてあるようなことをそのまま伝えました
「ありがとうございます。お気持ちはお察しするので今一度本社には契約金の5万円で解約出来ないか掛け合ってみます」
「本当に申し訳ないです」
「ただ、もしもう一度再婚されて家を求められる時が来たらまた当社に声をかけて欲しいです(笑)」
ここのセリフで場が一気に和みます
場のコンテキストが一気に穏やかな雰囲気になってリラックスな雰囲気になります。そこで支店長が
「〇〇さん、もし離婚されて辛いことなどがあったら住宅以外のことでも何でも相談してきてくださいね。我々は色んな横のつながりや人のつながりを持っています。例えば「子供のことで不安になる」「今後のキャリアで不安になる」「支払いが出来るだろうか」「自分の人生はどうなるんだろう」とか何でもいいです。一人で抱え込まずに人に相談することでずいぶんと楽になって前を向いて歩くことが出来た人をいっぱい知っています。これも何かの縁だと思いますのでいつでも相談ください」

と言われた時に一気に泣き出されていました。

その人はおそらくその会社のことを「悪く言う」ことはないでしょう。
今後は「AI」などが活躍する社会だと言われていますがAIだとどんな判断をするのでしょうか?

間違いなく「法的手段を使ってでも回収」するのではないでしょうか。

私はこれからの会社組織にとって必要なのは「DO」ではないと思っています。売上の上げ方やいい商品の作り方はSNSで検索すれば簡単に得られます。それこそnoteを買えばいっぱいノウハウは落ちています。そこに大した価値はないです。必要な価値は「カルチャー」「人」「思想」といったものだと思っています。皆様はいまの会社を誇れますか?または他の人にどんな影響を与えられる人になりたいですか?



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