これからの『職業』について話そう。

かつて、職業とされていた【仕事】はものすごいスピードで無くなっています。

子供のころから教え込まれていた価値観は「たくさん勉強して、よい学校に行き、よい会社に入ること」でした。

いま、その言葉にどれほどの価値があるのでしょう。

(「たくさん勉強して」の部分に関しては賛成です)

しかし、社会は激しい濁流となり私たちを飲み込んでしまいました。

終身雇用はとっくにノスタルジーの響きとなり、定年後の生活を保障するものはまるでありません。
もっと言えば、長い時間をかけて就職をしても、その仕事そのものが消えようとしています。

いったい何の意味があるのか?そんな想いさえ浮かんできます。

「仕事は辛いことをして対価としてお金を得る」

そんな価値観。

いま、辛い仕事は機械に取って代わられ職業として成立していません。

多くの職種が無くなっているのに気づいていませんか?

かつてエリートの代表だった「弁護士」などの『士業』も既に機械化の波にさらされています。司法もオートメーション化が進み、数年後にはパラリーガルという職業は消滅すると言われています。

税理士もエリートでしたが、優秀で安価な経理ソフトはその【価値】を消滅させました。

【職業】というものが再定義される時代なのです。

機械には出来ない職業とは何なのでしょうか?

それは、人間の感性に訴える事。
【アーティスト】の仕事です。

もちろん、アーティストの世界にも機械化の波は確実に押し寄せています。
優れたグラフィックは、モデルの仕事を奪い、
CGやアンドロイドの進化は俳優の仕事を無くしています。

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