”これさえ食べたら元氣になれる” 戻る食は自分をブレさせない。
冬は味噌作りに忙しい。特に今年は
映画『いただきます』の上映会があったのもあってか
“味噌を作る” はもちろんのこと
”どんな味噌を選ぶか” にも興味を持つ方々が多い。
上映会でもいろんな方と話した。
我が家の、自分たちの食生活・・いったいどうしたら?という
方も結構多かった。
それだけ、健康を考えているという明るい未来も感じられるのだけど
ハードルを高く感じたり、苦痛だと感じるなら、やめておいた方が良い。
皆、選べなくなってるのだなぁと。情報が多すぎて迷っている。
インフルエンサーが推す、この○○が良いらしい。
いいね!が多い、この△が良いらしい。
それらも、参考にはなるけど
結局のところ、我が家はどうかな?私はどうかな?が一番大切なこと。
いわゆる、おふくろの味である。
おやじの味でもいい。言い方だけの問題だから。
なんせ、我が家の味を持とうぜ!ということ。
この10年ワークショップや出張教室などずっとやってきた中で、
味噌作りの輪を広げたいことがひとつ。
もうひとつは、今使ってる味噌の味に近づけること。
うちの伝える味噌のレシピは、作りやすい分量で塩は多めにしている。
昆布を一緒に熟成させるとさらに美味しくなる。というもの。
うちの子どもたちは、これが家の味噌の味になってる。
毎年20キロつけても足りず、途中に市販の味噌を使うけど、口に合わないようで、早くできないかと言う。
皆さんは、しょっぱければ塩を減らして
甘みやコクが欲しければ、麹を足して
あなた好みの味噌をカスタマイズしてほしい。
同じ材料で同じ日に作っても、おうちや家族の常在菌の影響で、全く違う味になるのが味噌の面白いところ。
家族に合うように自然界が発酵具合を調整してくれる。
すごいのである。
市販の味噌も同じように、好きな味を選ぶようにしたい。
小さい頃からの影響も大きいから、ここはパートナーと相談してね。
どれだけ忙しくても、しんどくっても、
これさえ食べてたら私は元氣になれる。という料理はなんですか?
この戻ってこれる料理の代表として
日本人では、味噌汁じゃないかなと思ってるんだよね。(当社比
そのとき、味噌は買ってても作ってもどっちでもいいの。
情報難民になってしまっても、戻ってこれる食があるとブレないよ。
自分の中に答えがあるってことを身体はちゃんと知ってるからね。
今日も味噌作りでした。
3月25日(月)と、4月にも開催の予定があります。
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