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[エッセイ]優しさに気づくのはいつも最後

世の中には、本当に悲しい話が溢れている。

戦争だ、飢餓だと。ちょっとニュースに目をやるとそんな話で溢れている。

けど、自分の周りに目を向けてもきっと、悲しい話で溢れているんだろうなと最近思う。

そんな世の中だから。ほんの少し、ほんの1滴の優しさに気づかなかったりするのかもしれない。

いつも自分に余裕がないから。生きるのに必死だから。

だから、そんな優しさに気づくのはいつも最後。

後悔して後悔して。必死で社会を歩いて。

自分を思ってくれている優しさに気づかない。

そしてまた後悔する。

そうならないためには。人間はどうやって生きるべきなんだろう。

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