朝活:フリーランスライターのゆぴさんから、得意を活かして自由に生きるコツを学んできた。

一週間のうちで一番活気がある土曜日。
そんなゴールデンDAYの朝に、有意義な時間を過ごせたら幸せだろうと思っていました。
そこで、本日は朝5時に起床し、はるばる代官山の蔦屋書店へ。お洒落なラウンジにどきどきしながら足を踏み入れ、朝活コミュニティ「朝渋」のイベントに参加しました。

朝渋では、定期的にゲストを招いたトークイベントが開催されているとのことです。今回のゲストは、ゆるふわ思考のライターとしてご活躍されている“いしかわゆきさん”(通称:ゆぴさん)。

現在はフリーランスという形で、ご自身の強みを活かしながら生活されているようですが、そこに至るまでにはさまざまな葛藤や失敗があった模様です。発売されている著書「ポンコツなわたしで、生きていく。」では、自身の弱みを認めながらも、強みを武器にして自由に生きていくコツが紹介されており、著書の内容をふまえた今回のお話を、わたしなりにアウトプットしていきたいと思います。

できることを伸ばし、好きなことをする

これまでの人生で、わたしも苦手に感じていることが多くありました。人と比べて落ち込み、苦手をつぶそうと努力していた時期もあります。けれど、苦手なことはいつまでたっても好きになれないまま。いつの間にか、苦手かつ嫌いなことに縛られていくようになりました。
今回お話にあったのは、「できないことを無理にやらなくても良い」ということ。

・できないことをつぶしても、得意=自分の武器にはならない。
・得意も苦手も人それぞれ。不得意なものを持ち合わせているからこそ仕事がうまれる。自分の得意を伸ばしていくだけでよい。

今までできないことばかりに目を向けていたわたしは、目から鱗でした。
確かに、会社やコミュニティでも、もし皆が同じようなことを得意もしくは苦手としていたら組織として成り立たなくなってしまいます。
世界にたくさんの人間がいる限り、得意なものや、好きなものだけやっていても大丈夫」
という言葉に勇気づけられました。

こどもの頃は「あれもいや」「これもいや」と言えていたはずなのに、いつの間にか嫌という気持ちを抑えこみ我慢していくようになる。というのもその通りだな、と思います。

「辛いことを乗り越える」経験って、なぜだかとても重要視されますよね。けれど、一つの物事を長く続けることこそが正しいという観念は、時にわたしたちを苦しめます。体を壊すまで働いてしまったり、好きでないことを続けて時間を無駄にしてしまったり。次第に現状から離れることよりも、変化することが怖くなってしまうのだと思います。
もっとわがままになり、自分の得意や好きを自由に選んでよいのだ」
今までわたしを縛っていたものを解き放ってくれるかのような、そんな気がしました。

得意なこととやりたいことを見つけるために

得意を見つける方法

得意をみつける方法は、「人に聞く」「苦しまずにこなせることを探す」の2つとのこと。
自分では当たり前にできてしまうことが、他の人からみるとすごいということもあるようです。確かに、自分が感じている自分と、人から見た自分は全然違うということがあります。
家族や友達、同僚や上司に聞いてみると、新たな長所が見つかるかもしれないと思いました。

ちょうどこの間、会社の研修でお互いのいいところを伝え合うワークがあり、わたしの場合はこんなことを言っていただきました。
「話を聞くときに相槌が多いため、相手が話しやすい空気を作れる」
わたしは人前で話すことが大の苦手ですが、どうやら聞き役としての強みを発揮できているのかもしれません。あまり意識していなかったことが、強みとして認識された瞬間でした。発言が苦手であれば、聞き役のプロになるという道もありかもしれません。長所は短所と表裏一体というのも納得です。

嫌なことリストの作成

また、明日から実践してみてほしいということが「嫌なことリストを作ること」
わたしもそうですが、やりたいことってぱっと出てこないのですよね。「○○のカフェに行きたい」とか「今流行りの映画を見たい」のような、すぐに実践できることはあるのですが、「将来はバリバリの女性管理職になりたい」とか「年収○億稼ぐ社長になりたい」とか、長期的な目標はかなり曖昧です。

嫌なことはどうでしょうか?意外にも出てくると思うのです。わたしも考えてみました。

<嫌なことリスト>
・切羽詰まった状態
・疲れたときに休めないこと
・がやがやした空間
・大勢の人と話すこと
・苦手な人と関わり続けること
・通勤に時間をかけること

これを変換することで自分のやりたいことや好きなものが見えてくる気がします。

・切羽詰まった状態→常にゆとりのある状態でありたい
・疲れたときに休めないこと→疲れたときには休める
・がやがやした空間→落ち着いた空間が好き
・大勢の人と話すこと→少人数でゆっくり話すことが好き
・苦手な人と関わり続けること→好きな人を大切にしたい
・通勤に時間をかけること→自分の時間を大切にしたい

これをどう将来に活かしていくかは、まだまだ自分について知る必要がありますが…
嫌なことから好きなもの、やりたいことを見つけていく方法もあるのだと学びました。

まとめ

今回は会場参加ということもあり、オンラインよりも空気感を感じながらお話を聞くことができて、とても有意義な時間でした。早起き頑張ってよかった…!
自分の得意なものや好きなものは、色々な経験を経て見つけていくものだと思います。自分の可能性を広げるためにも、まずは自分の目や耳で確かめたり、体験したりすることを増やしていきたいですね。