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パートから正規保育士へ転職のススメ

潜在保育士はどこへ??保育士として働くことに、大きな不安がある。
直接的な答えではありませんが、これは、私も何度も感じた不安です。一度でも保育士という仕事を経験した人の中にはこの不安が一番大きいのではないかなと思っています。保育士資格を有しながら保育職につかない人が多くいます。2022年時点で、その数は95万人。もちろんさまざまな理由があります。未経験で、養成校に行かなくてもよいルートもあるので、比較的取りやすくなった国家資格で、資格のみ有していれば何かの役に立つからとったという人も多くいます。そして、一度保育士を経験して、その労働環境に戻りたくないという人もいます。今回は、その後者について、寄せられた相談をもとに、それでも正規保育士に挑戦してみたい方の何らかのヒントになればと思い書きました。


 本noteは、質問箱や、公式LINEからお受けしている実際のご相談に対しての回答をこちらに読みやすくまとめております。キャリア相談というマガジンは続き物や関連記事をまとめて掲載しています。
同じようなお悩みを抱えておられる方の参考になれば幸いです。

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ご相談事例№2:体力に自信がありません。正規保育士に挑戦したいです。

こんにちは、40代後半のパート保育士です。相談があります。短大を出て正規保育士として5年勤務し、出産のタイミングで一度現場を離れました。下の娘が小学校に上がるタイミングでパート保育士として働きはじめ10年経ちました。下の娘が高校生になり、今度は正規職員でと考えています。ただ、体力に自信がないのがネックでナカナカ勇気が出ません。現在、週4で週20時間程度でも、運動会や大きな行事の後はぐったりです。また、どのように就職活動していけばいいのかわからず困っています。求人サイトの登録もハードルが高くて...何かアドバイス頂ければ幸いです。

ご相談に対する回答

Answer)

ご相談ありがとうございます。確かに不安ですよね。業界問わず何回か転職してきて、自分一人で転職活動は不安しかりませんでした。まず体力面ですよね!!この 健康と体力さえあれば、何とかうまくいくと言えたりしますが。。。。それがないから、不安でしかたないですよね! 

まず、転職において、大事なことは

相談相手を見つけることが1番です。
それと、相談相手は最初は複数いても良いと思います。もちろん私でよろしければそのうちの1人に選んで頂ければ嬉しく思います。

具体的な転職活動の進め方についてですが、それぞれに合った転職の仕方は求職者の数だけ、無数にあるのでこんな方法もあるよぐらいの気持ちで読んで頂けると嬉しいです。具体的な相談は公式lineでお待ちしています。

まず体力面ですが、非常に大事なポイントだと思っています。年齢が上がってくると体力減は否めません。それは男性保育士も然り。保育士職自体が体力勝負なところはありますが、これまで、8事業所経験してきて思うのは、体力面の疲労度はかなり園によると思います。言い切ってしまうと疲れにくい園は必ずあります。行事が少なめとかはあまり見るポイントしてオススメしません。どれくらい、業務が分散されている仕組みがあるかが大事になってきます。

転職活動の進め方

次に、簡単に転職活動のポイントを3つ
①人材紹介会社は最低3つは登録をおすすめ
②自治体の保育所一覧からおよその目星をつけておく
③派遣会社も併せて活用する

一つ目 については勧誘電話がしつこい、同じことを何回も聞かれるなどと言われています。しかし、質の良いエージェントさんにあたるととても強力な応援者になってくれますし、情報収集力は絶大です。第三者を介すことで、交渉事やアポ調整がとてもしやすいです。

二つ目 必ず、一度自分で探すという手間をかけて下さい。自治体の保育所一覧で検索して、立地、通勤のしやすさ、ホームページの印象など、情報公開内容などを見てみてくださ。この時に、自分の中で大事にしたい条件を整理することが大事です。

三つ目 派遣会社を通して試しに働いてみるのもありです。リアルに園の雰囲気が分かります。単日や数か月もあります。転職活動に期限がなければ、働いてみることで自身の大事にしたい条件が明確になります。そして、実際に働きたいなと思う園に見学や面接に行くときに見るポイントが絞れます。


ここまではざっくりとした、転職活動の進め方です。上のポイントは、もうやっているよという方いらしゃると思いますが、その過程自体が不安なんですよね! なのでいつでも相談下さいね。👉 https://lin.ee/jpEFOMV



体力面の不安というところは、どれくらいの業務量なのか、負担感なのかは細かく細かく見た方がよいかと思います。何度も申し上げますが、体力面の疲労感は園によって大きく大きく違いがあります。また、正規となると、少なからず責任範囲は広がります。例えば、準職員というような、正規と非正規の間くらいのポジションもあったりします。正規として、管理職を目指してみたいという選択枝もありますし、転職した先で、

『どのような保育、役割がしたいのかも明確に』する必要があります

例えばこんな園もあります。


 ちなみに、私の勤務園では、小規模認可園(19名定員)50代保育士は3人でうち2人は正規保育士です。一人は、シングルで子育てをしながら、一番下のお子さんは高校生で主任という立場で活躍しています(園長は30代後半)。もう一人は昨年度の途中入職で、地方から上京されました。園のシステムやiPhoneの使い方を若い20代保育士におそわりながら、早番遅番をこなしています(笑) 実は、遅番でも18時半がおよその勤務終了時間です。

転職、園選びには様々な園選びがあります。保育士資格を活かしながら、保育園ではなく福祉的事業所や、習い事系事業所で働く選択肢もあります。多くの中から選び取り、または選ばれるには、いずれにせよ、

『自身の大事にしたい価値観を明確に』する必要があります。このことに真剣に取り組めれば、必ず素敵なご縁があるはずです。

最後まで読んで下さりありがとうございました。あなたの、素敵なご縁のお手伝いが出来れば幸いです。

その他相談事例あります。以下にリンク
相談事例№1:職場に行くのが怖い…保育が解らない
はこちらです↓↓↓

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 ゆーママについて
大手外食チェーンの元居酒屋店長、人材教育部で社内派遣事業を企画立案など人事職を経験し、障害福祉分野に転職する。結婚出産育児とライフステージが変化するごとに、子どもの成長発達に寄り添いながら、ママが自分らしい豊かな人生を送るためにどうしたら良いのかを考えるようになる。育休中に保育士資格してその後2023年社会福祉士資格を取得する。児童分野に軸足を置きながら、それぞれの多様な働きかたをデザイン応援する事業を行っている。認可保育園と児童発達支援事業所、二つの事業所の現役保育士。
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