授業開きを考える①〜聞こう話そう〜
1はじめに
皆さんスポーツは好きですか??
近年はW杯やWBCの影響で、大きな盛り上がりを見せていますね!!
僕も
「サッカーやったことないけれど、始めてみようかなぁ、、」
なんて思っている今日この頃です
では、実際にサッカーを習い始める時
こんなふうに教えられたらどう思うでしょうか
コーチ「ほらとりあえず試合やるよ!」
僕(え?いきなり??まあ、でも楽しそうだしやってみるか)
試合開始
コーチ「ピッピー!!それファール!!」
コーチ「ピッピー!!!それオフサイド!!」
コーチ「え?なに?フリーキックも知らないの??そんなん当たり前じゃん。いくら素人でもそれくらい知っててもらわないと困るなぁ」
皆さんこんな風に教わったらどうでしょうか??
僕だったら
「なんだサッカーってつまんないんだなぁ」
と、感じすぐに辞めてしまうと思います
では、これを授業に置き換えてみましょう
ダメなことがわからない
目指す指標がない
ただ、やっていく中でいきなり
「ダメ!!」と言われ
自分が思ってもいないところで良い評価をもらえたりする、、、
そんな授業を受けていたら子どもはどうでしょうか
授業自体が嫌いになってしまいますよね
スポーツも授業もそうですが
いわゆる「ルール」や「指標」がなければ
何に気をつけて
何を頑張ればいいのか分からなくなってしまいます
そこで必要になってくるのが
説明です
今回はそうした授業開きについて考えていこうと思います
2 学校に来ているのだから聞こう、話そう
「君たちは何のために学校に来るのですか?」
授業初めに僕はこう子どもたちに問います。
「友達」に目を向けて欲しいのです
今の世の中、学校に行かなくても家にいながら様々な方法で学ぶことができることを高学年くらいになれば知っています
だからこそ
学校に来て学ぶ意味について考えて欲しいのです
その物語を読んで、隣の人がどんな感想をもっているかあなたは分かりますか?
鉄棒が上手くなりたいと思った時、どうやって練習したらいいのか知ってますか?
友達と喧嘩をした時、どうやって仲直りをしたらいいか、なんて言ったら気持ちは伝わるか知ってますか?
子どもたちが飛び出していくこの世界には知らないことで溢れています。
知らないことは一人で学ことはできません。
人との関わりの中で学ことができます。
もちろん、学校に来なくても親など特定の人との関わりはあるでしょう。
だけど、その関わりは十分に配慮されたものでリアルなようで、そうでない状況も沢山あります。
そこで、「学校」というのは簡単にいうと「ただ同じ地域に住んでいる人の集まり」
「学級」はその中でも「同じ年に生まれた人の集まり」ただそれだけです。
でも、それが学校のいいところです。
はじまりの共通点は少ないけど、一緒に過ごす中でそれが増えたり、自分と友達との違いを見つけて認め合ったりすることもできます。それは、聞こう、話そうから始まります。
「せっかく学校に来たのだから、声を出そう。自分の言葉で話そう」
「友達の意見にしっかりと耳を傾けよう。」
このようにして、話すこと、聞くことの重要性について話します。
学校に来て学ぶという目的意識をもって欲しいのです
3 終わりに
今回は、授業開きで大切にしていることについて言語化してみました
次回はpart2
「書くということ」
について書いていきます
今日はこれでおしまい。
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