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人間関係増やそうとすればするほど孤独感が増すって話

こんにちは、ゆークン後輩です。
今回は「人間関係」についてお話ししていきたいと思います。

人生というものは「取捨選択」によって成り立っています。
人間関係も然り、Aを選択するとBを捨てなければなりません。
また、全てを手に入れようとすると何も手に入れることが出来なかったりします。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉がありますが、まさしくそのままです。

人間関係が増えるということは、それを維持するためのエネルギーだったり
人間関係に左右されてしまうリスクも付いてきます。
これは「金さえあれば幸せになれる」という考え方と同じで、
「お金があればハイ解決です」という単純なものではありません。
今よりもお金を持てばそれと同時に物欲や色々な欲が湧いてきます。
ついつい浪費をしてしまい、自分にとって無駄なものばかりが増えるリスクだってあります。

ただここで勘違いをして欲しくないのは「人間関係を増やすのは悪いこと」
ということではありません。
色々な人と関わることで色々な価値観と触れ合えることができ、
自分の価値観との擦り合わせで結果として視野も広がります。
ですが、「人間関係を増やすということを目的に動く」ということが問題だということです。

「友達が多い」という風に見られる人は案外、その人自身は「僕は友達少ないです」と言ったりします。
側から見ればいろんな人と関わっている様に見えても、当の本人からしてみると「本当に信用できる人は数人しかいない」という話をよく聞きます。
結局周りの人は「友達が多そう」というイメージだけでその人を判断しています。

良い人間関係というのは案外自分の近くにあったりします。
ただそこに気付けないだけで、刺激が欲しいという欲から新しい人と知り合おうとするのかもしれません。
青い鳥症候群みたいに「幸せを呼ぶ青い鳥は遠くにいる」と追い続けた結果
家に帰ったら身近なところに青い鳥がいることに気付かされたりします。

新しい人と良好な人間関係を築けるポイントとして、素直な自分であるかどうかもかなり重要になってきます。
その為には、青い鳥を追う前に身近な青い鳥に気付くことです。
近くに幸せがあると気付ければ、それは自分の心の居場所になります。
心の居場所がしっかりあると安心出来るし素直になれます。

たくさんの人と会っても孤独感を感じている人は身近な幸せに気付けず
無いものねだりで憧ればかりを追い求めて人に期待します。
いつしか相手に対して品定めするようになり、自分の理想から外れた人を簡単に切り捨てるようになります。
そのような人は相手に感謝出来る心のエネルギーが足りなくなっているかもしれません。

相手は自分の理想を叶える為に生まれてきたわけではありません。
相手が自分を楽しませてくれる」と思っている人は案外多いです。
そのように他力本願な考え方を持っている間は誰と会ったとしてもその時間に価値を感じることは無いかと思います。
不思議なことに、自分から楽しもうとする気持ちがあれば自然と相手の良い部分が見えてきたりします。

「相手が楽しい人だから楽しい」ではなく、自分が自発的に楽しもうとしているから相手が楽しい人に見えてくるんです。

みなさんも今一度、「相手に自分の理想を被せていないか」というのを考えてみてください。

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