【小説】そこには誰もいない 序文
序文
バイト終わり、僕はいつもの通う道を夜空を見上げながら帰る。
自分の将来を考えながら、それに対して憂鬱になりながら一歩一歩あの部屋へと向かっていく。
独り暮らししている間取り1Kの自宅は、大学やバイト先からはさほど遠く離れていない。
しかし、その部屋は僕に憂鬱と怒り、嫉妬などの感情を呼び起こし無気力にさせる、嫌な場所だ。
ただ、それらの感情とともに僕の中に安心感が生まれる、
これが不思議で仕方がない、そこには誰もいないのに。
【作者コメ】
2年前からInstagramで投稿していた自作小説「そこには誰もいない」をnoteでも投稿していきます。この小説は、一人暮らしの大学生が感じる悩みや感情などを全面に出すようにして書いています。いわゆる処女作ってやつで、緊張していますが気楽に読んでみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?