見出し画像

超ハードだと感じる子供たちへ

※あくまで個人的に出した答えです。影響を受けたくない方、抵抗のある方はお控え下さい。


大人になった今、子供の頃を振り返ってみると、超ハードな毎日だったなと思います。「生き方が自分に合っているか」を考えるヒマなどないほど、スケジュールは朝から授業で詰まっていて、お昼ご飯は、人が回りにいる教室で食べなければならず、夕方になれば部活動、家に帰れば宿題しなさいの雰囲気で息がつまり、気が休まりませんでした。そんな中で、私は友達付き合いが上手い方ではなく、「なんとかみんなと仲良くしなきゃ」となぜか自分をあせらせていたように思います。自分の事を何も知らず、無理のある環境で、無理のかかる姿勢を自分に強制していたなと今は思います。どうすれば学校生活で居場所を作れたんだろう・・・。
ここには今だからこそ分かる、「子供の頃ああすれば良かった」を残してみようと思います。あくまで私個人としての答えです。

仲良く人とお話しなくて良い

私は、子供の頃、なんとかクラスのみんなと仲良くお話しないといけないと思っていました。それが一番人間として、正しい事なのだと、「なかよく」する事なのだと、心から思っていました。でもそれをしていた時は、いつも気持ちが忙しく、どこか焦っていて落ち着きませんでした。

大人になった今、「なかよく」する方法はこうなのだと思っています。

「本当の自分のままで、自分のペースで生きて良い。
自分も、みんなも。」

これが誰かと「仲良く」する方法なんじゃないかと私は、思います。そのままの相手と自分を尊重する。人の事は変えられません。でも、自分はそうあって良い。自分のままでいても、良かったんだなと今は思います。目に見えなくても、「心がありのままの自分で落ち着いている状態」は子供のうちから大切にしたかったなと思う事です。

人との距離感を身に付けとくのがオススメ

私は大人になっても、人との距離感が本当に分かりませんでした。驚かれるのか分かりませんが、誰かと心の距離なんてあるわけないと思っていました。だから、どんな相手にも何を言っても大丈夫で、家族みたいに沢山ケンカをして仲良くなっていくものだと本気で思っていました。でもそれは大きな間違いで、沢山の人とトラブルになりました・・・。トラブルになっても、なぜ人付き合いが上手くいかないのか、全く分かりませんでした。人との距離感がやっと手探りで分かってきた時、私は30歳でした・・・。シンプルな事なのに、ずっと大切だと分からなかった事がこれです。

人にアドバイスする時は、相手を少し否定する事になる。だから、相手から「教えてほしい」と言われない限り言わない。

アドバイスって絶対良い事じゃんか!と私は30年間本当に思っていました。今だからこそ分かるのですが、相手にとって「絶対良い事」というものがそもそもこの世界に多分、ありません。それなのに、私は相手の役に立つと思って、価値観を押し付けていました。これを乱用してたから、相手は自分が否定されたと思ったり、心が傷つけられたりしていたのでした。相手が何歳だろうと関係なく、(命にかかわるような事以外の)「アドバイス」は相手から「必要」「教えて欲しい」と言われない限り、この自由な選択のある人生においてほぼ必要ないのだと私は思います。それでもどうしても伝えたい時は、私は相手にアドバイスして良いか、聞いてから言うようにしています。

いきなりアドバイスをした時のイメージ図

心は見えないのに、健康に直結している

あなたが悲しいと感じたなら、それは悲しいと心が感じた事で、
辛いと思ったら、辛いと心が感じたという事です。
嬉しいと感じなたら、心が嬉しいと感じたという事です。
心にはちゃんと感覚があります。自分の心がどう感じているのかは自分にしか分かりません。心が痛いままでいると色々な病気になります。自分の心の感覚を大切にして頂きたいなと勝手に思います。

生きづらい経験も有難いけど、そんなに、やりすぎなくて良いんじゃないかなと思う

私は子供の頃、自分の事が分からず、ただ毎日が難しいな、辛いな、消えてしまいたいなと思っていました。それは、人間関係が上手くいかず、勉強も上手くいかず、そのストレスを家で親にぶつけていて家族関係も上手くいかず、結果、自分も他人も否定して、悲しかったからだと思います。正直、そこまで学校生活をわざわざ辛いものにしなくて良いんじゃないかなと今、私は思います。

私の経験が、ほんの一行だけでも、どこかで誰かの背中に手をあてられたら嬉しく思います。

楽色

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?