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1番してもらいたかったことは…


いつも想ってた
ハッピーが話せたらって

今の気持ち
調子の悪いところ
楽しいと思えること…


その全てを聴くことができたなら
私はそれらを叶えられたはずなのに。


最期の瞬間
病院から出られた車の中


私の腕の中で息を引き取ったあの瞬間
「やっと、病院から出られて抱っこしてもらえた」って…
ハッピーが言っているような顔だった。

安心したような顔で
一度コクリと頷いて

天国へと旅立った。

ハッピーにとって
1番してもらいたかった事は

点滴でも
検査でも
手術でもなく…

私に抱っこしてもらいたかったんだ。

病院の冷たい場所ではなく
いつもの自分のベットで
いつもの声が聴こえる場所で、

私のそばで
私の膝の上で
私の指をチュッチュしながら
抱っこされることを望んでいたんだね。

もっといっぱい
抱っこしてあげたかった

叶えられなくて
ごめんね。


皆様にとっての
大切な人
大切な猫ちゃん
大切なワンちゃん…

そばに居るのなら
ギュッと抱きしめてあげてください。

それができる今を
そこに居る「幸せ」を
その両腕で感じてください。


        ハッピーとの想い出日記2021.5.25より


#眠れない夜に #ポエム#エッセイ#猫#白猫ハッピー#ペットロス#詩

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