自分の趣味が仕事に活きた話

久しぶりの投稿ですね。

ネタは色々あるんですが、なかなか描こうと言う気が出なくてこんなにブランクが(笑)

今日は仕事してて、「しっかり遊んでて良かった〜!」っていうお話。


40代の女性。過活動膀胱の治療で薬がコロコロ変わる。
「副作用とかですか?」と聞くと「なかなか症状が改善しなくて…」と。
年齢もまだまだ若いから「症状が改善しないとお仕事とかも大変ですね。」
と言うと「趣味で山登ったりもするから」とのお話。
筑波山とか行くんですか?と聞くと冬季の日本アルプス登ったりもするらしい。

ここで「日本アルプス級を登山中の女性の頻尿」がどれだけ大変なのか
わかる薬剤師って何人いるのだろうか?
・トイレはない
・簡易トイレを使わなければならないシーンも
・男ならまだしも女性は絶対にトイレットペーパーを使わなければならない
・そのゴミをどうするのか?
・登山道で尿意・便意に襲われたときすぐに対応できるのか?
どんな場所で、どんな環境で、どんな問題があるのか。
具体的にイメージできるのはそれを知っている人だけだ。

その大変さがわかるからこそなんとかしてあげたいと思うし、
処方提案やいろいろな対処法を調べたりしようと思えた。
ただ「大変ですねぇ」と相槌を打つだけの投薬よりもいい投薬ができたと思った。

自分の経験は色んなところで、別の何かに繋がると思っているので、
もっと色んな経験をしたいと思う。
良い経験も悪い経験もどこで何が活きてくるかわからないもんですね。


薬剤師になったことも、山に登ることも、バイクで旅に出ることも、写真撮りに出かけることも、親が離婚したり、高校2年半しか通ってなかったり、ボケたじいちゃんに忘れられたり、親父が2度目の結婚をするも1年でバツ2になったりしたのも、まぁ全ては経験よね(笑)


これからもよく遊ぶためによく働こう!

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