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WBCを見て感じた、応援される人の特徴

今、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)という野球の世界大会が開催されています。

僕は昔から野球が好きなので、WBCを毎晩見ているのですが、

以前の自分とは、違う視点で野球を見れる様になった事を実感したので、それについて書きたいと思います。

特に思ったのは、
「応援される選手」、または、「応援したくなる選手」の特徴および共通点ついてです。

たとえば、今大会で初めて日系メジャーリーガーとして日本代表に選出された、ラーズ・ヌートバー選手。

ヌートバー選手は、野球の活躍以上に、一生懸命なプレーや、素敵な笑顔、仲間と打ち解けようとする積極的な姿勢などが多くの人の心を動かし、
ヌートバー選手の活躍には、より一層大きな拍手が送られている様に感じます。

また、大谷翔平選手や、ダルビッシュ選手を見ていても、日本代表選手の中でも飛び抜けて実績や知名度を持っているにも関わらず、驕っている姿は決して見せず、チームメイトに献身的にアドバイスを送ったり、チームの先頭に立ってチームを鼓舞したり、
そう言う姿が、彼らを応援したい!と言うファンの気持ちに繋がっていると思います。

昨日行われたチェコ戦でも、日本の先発ピッチャーの佐々木朗希選手が相手バッターにデッドボールを当ててしまった際、帽子をちゃんととって謝罪の意を見せた佐々木選手はもちろん、当てられたバッターの人も、一塁から少し離れ、全力でダッシュすることで、「大丈夫だよ」と言う意志を見せてくれたり、
試合に敗れたのにも関わらず、佐々木朗希選手のヒーローインタビューを、チェコの選手全員が聞き、最後には日本代表に向かって全員で拍手を送っていました。

その光景を見た日本人ファンから、
「チェコに勝ち残ってほしい!」といった声が上がっているのをTwitterで見かけ、
このことからも、チェコという国が、応援されるチームであることが伺えます。


これらのことから、
「応援される人」、また、「応援したくなる人」には、

「人間性」や「素直さ」、「人として大切なこと」という要素が非常に大切になってくることが分かります。

速いボールが投げられる。遠くにボールが飛ばせる。もちろん、大切かも知れません。

しかし、それだけでは、応援される人間にはなれず、

人として大切な事が土台にあるからこそ、応援される人間になるんだなって僕は思いました。

野球というスポーツからも、自身の人間性の向上に結びつける様な思考ができて、自分の成長を感じることが出来ましたし、

そんな学びを与えてくれた日本代表の野球選手に感謝したいと思います。


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