機能的価値と情緒的価値
価値とは、イメージであり、概念です
しかし、我々が何かを選ぶ時、
そこに「自分にとっての価値」があるかどうかを見て、判断しています
おそらくその価値とは、ベネフィット。
その商品、サービスを購入することで、自分にとってどのようなメリットがあるのか
これが、価値の源であると私は考えています
その価値にも、大きく分けて2つあります
1つ目が、「機能的価値」
機能的価値とは、ビルで例えるなら、
「骨組み」です
当然、ビルの骨組みが高く、立派であれば、
ビル全体としてのブランディング、性格にいうと「イメージ値」が上がります
30メートルしかないビルと、100メートルもあるビル。どちらの方が、完成形としての価値が高いかを想像していただけると分かりやすいかと思います
この、「イメージ値」を高めるための機能的価値とは、見た目やデザインなどの目に見えるものの要素が大きいです
2つ目の価値は、「情緒的価値」
これは、そのブランドを体験することによって、どのような感情を得られるかという価値のこと
ルイ・ヴィトンの財布を使うと、テンションが上がる
フェラーリの車に乗って、みんなに見てもらいたい
これらのように、「感情を伴う価値」が情緒的価値です
これらは、先ほどのビルで例えると、
ビルの骨組みだけではなく、「しっかりと中身が詰まっているか」という部分になります
そしてブランディングとは、相手の頭の中に、「情緒的な価値の知覚を形成していく活動」です
ブランドとは、イメージであり、相手の頭の中にあります
ブランドを、相手の頭の中に刷り込んでいくこと、
そして、ブランドを相手の頭の中で育てて、そのブランド価値を最大化していくこと
これが、ブランディングであり、
機能的価値と、情緒的価値の2つの価値を高めていき、価値を届けたい相手の頭の中に焼き付けていくこと
これが、ブランド価値を最大化する為に必要な方法です
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