同学年に尊敬できる友人を持つことの有益性

大学生になり、人生で初めて「尊敬できる友人」に出会いました。

今まで、尊敬できる人といえば、学校の先生や、クラブチームの監督、部活の先輩、アルバイト先の先輩など、やはり自分より人生経験を積んだ年上の方を尊敬する傾向にありました。

読書の方にも、そのような傾向があるのではないでしょうか。

しかし、武蔵大学の経済学部に入り、ある2人の同学年の友人に出会い、「同学年に尊敬できる友人を持つことの有益性」というものを実感したので、それを今回のnoteのテーマにしました。

プライバシーの関係もあるので、当然名前は伏せますが、2人紹介しようと思います。

まず1人目の友達は、とにかく「発言力」と「落ち着き」に秀でています。

彼とは入学式の前の交流会で知り合ったのですが、部活ではラグビーで全国大会に出場し、学業面では生徒会長も務めるという、THE優等生でした。

その成功体験が彼の発言力や落ち着きを裏付けているのか、最初に話した時から「この子は違うな」と気づきました。

では、なぜ僕はその友人を尊敬することになったのか。それは、大学一年生の頃に所属したゼミ活動でのことでした。

偶然彼と同じゼミに入り、ディベートという討論のようなグループワークをしました。

ディベートというのは、ある一つのテーマに対して、賛成側と反対側に予め分かれた上で、議論を展開していくものであり、僕とその友人はディベートで敵対関係となりました。

僕はそのディベート活動で班長に任命され、割と前向きに取り組んでいたので、前日までにしっかり自分の考えを紙にまとめ、当日も自分の意見をしっかりいうことができました。

しかし結論から先に述べると、僕たちのチームはその友人のいるチームに負けてしまいました。

敗因は、友人の持つ「発言力」と「落ち着き」に敵わなかったことです。

ディベートには、もともと用意してきた立論の他に、「圧倒的なアドリブ力」が求められます。

当然、こちらが意見を言えばそれに対する疑問や反対が投げかけられ、その場で頭をフル回転させて相手が納得するような意見を返さなければなりません。

しかし、僕にはそれができず、その友人はできた。それが勝敗を大きく分けたと思っていて、今でもその事を明確に覚えています。

その日から、その友人の「発言力」と「落ち着き」を目標に、僕は行動を起こしてきました。


次に、僕の尊敬する2人目の友達を紹介します。

その友達の優れている点は、「行動力」です。

彼は本当に色んな事をやっています。

以前僕は、期間は短かったですが大学の草野球サークルに彼と一緒に所属していた時期があり、彼と一緒にグランドに向かいました。その時僕は、将来やりたいことが明確に定まっていなかったので、その友人に「君はさ、大学でやりたい事ある?」と質問をしてみました。すると彼は、「そんなの、たくさんありすぎるよ。やりたいことだらけだな」と言っていたのを今でも覚えています。

そこで凄いなと感じるのは、彼は色んなことに手を出しておきながら、その全てを心から楽しんでいるように見えることです。

これはなかなか出来ることではないと思います。

例えば彼は、詳しくはわからないので語弊があるかもしれませんが、「バックパーカー」という名目の旅をしているそうで、Instagramなどを見ても、その旅から色々な事を学んでいるそうです。

さらに、アルバイトでは彼の好きな野球をとことん堪能できるようなバイト先に勤めているらしく、これでもまた彼のInstagramを見ていると、本来面倒くさいはずのアルバイトを、彼は心から楽しんでいるように見えます。

1人目の友人の例でもそうでしたが、圧倒的な「発言力」や「行動力」は、その裏付けになる根拠が必ずあると思います。

それは彼らが、部活動で全国大会に出場したことなのか、生徒会長を務めたことなのか、色んな国に旅をしていることなのか、明確な理由は分かりませんが、そのような体験・経験が、僕が彼らを尊敬する理由の一つになっていることは間違い無いでしょう。

でも恐らく、彼らが僕と学年の違う先輩であったら、「尊敬」という感情には至らなかったと思います。

「自分より年上だから自分より能力が高くて当然だな」となってしまえば、そこに成長はありません。

幸運なことに、彼らが僕と年齢の同じ同学年であったからこそ、ある意味「ライバル」のような関係であり、そこからさらに派生して、「尊敬」という感情が生まれ、僕の「向上心」の源になっているのだなと感じます。


今回の記事はここまでです❗️

最後まで読んでくださりありがとうございました😊

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