強制が教育へ

おはようございます☀

全く下調べなしに地域の図書館に行ったら、勉強禁止になっていたので入館から3分で退館を余儀なくされたすがわです。
#ググれ

さて今日は自分自身のスキルアップや組織全体のベースアップにも使えると感じたことを綴っていきます。

タリーズコーヒーで暇つぶしをしている時にNewsPicksの記事から面白いものを見つけたので共有しつつ、それの転用方法を書いてみます。

では参りまーす。

強制から教育へ

その記事の内容の要約をすると、「フェンシングの日本代表になるには、協会が定めた基準の英語力を保持していないといけない」というものです。

これ思い切ってますよね。

加点ではなく、選考基準の中に入っているという点が!

日本は英語教育に関しては読み書きはできるけど、聞く話すがすこぶる弱いことは長年指摘され続けてきました。

よく言われるのは、赤ちゃんだって最初はたくさん聞いて、それから失敗を恐れずにとにかくたくさん話してみて、その後に読み書きの能力を獲得するのだから、そもそも順序が違うという問題点。

英語ネイティブではない日本でこの順序で教育を進めていくには生半可な学習指導要領の改訂では済まなくて、抜本的な改革が必要なことは火を見るより明らかです。

今僕たちは日本という世界から隔絶された島国(コロナでさらに物理的に無理になった)に住んでいるので実際英語が必要な場面はなかなか生活の中ではありません。

それでもグローバルに展開する企業やビジネスの世界では英語力は必要不可欠なものです。

単純に今私たちが言語の壁なくリーチできる顧客の数は1億人であるのに対し、英語を知っていれば15倍くらいに膨れ上がります。

そしてこの記事にある通りプロスポーツの現場ではやはり外国人コーチの指導を仰いだり、海外でのトレーニングなどを積むことが競技レベルの向上に密接に関わっていて、近年その数は増えてきています。

自ずと英語力の優劣が競技力の優劣にも関係するようになってきているということですね。

今までは「英語ができればなお良い」という認識だったのが、「英語ができなきゃまず代表には選ばないよ」というある種強制力を持たせることで、語学力だけでなく競技力のベースアップを図ることができます。

強制力が教育を生んだということです。

これは僕ら一般人の日常生活にも転用できると思っていて、僕も少しだけ普段から自分に縛りをかけて教育を進めています。

具体的にいうなら、読書なら常に本のストックを10冊ほど用意しておく。

そうすればせっかくお金を払って買った本を置きっぱなしにしてはお金を払った意味がないという「貧乏精神」から積極的に本を読むようになります。

つまり僕は本を買うことによって情報やその本の内容だけでなく、「やる気」も買っていると言うことです。

「強制が教育を生む」という言葉自体は少し怖い印象を受けるかもしれませんが、組織全体の教育を進めたい時にもやり方次第で相手はあまり強制を感じることなく教育を進められると思います。

事業をしていて社員に学んで欲しいことがあったらこれまでは「社員研修」という形で教育を施してきていました。

もちろんこれも強制から教育が生まれている例ではありますが、少し「学ぶ社員」が受け取れる恩恵が少ないので、教育の費用対効果が少ないと思います。

それを学んだ結果に「オリンピックの参加資格を一つ満たせる」などの強力なインセンティブがなければやっぱり学習効果は落ちてしまいます。

自分が事業をしていて社員に何か学んで欲しいことがあったら「スタンプカード」とかを作ってみたり、新入社員それぞれに異なることを学ばせて、それを他のことを学んだ新入社員に授業をしてもらって、その授業の満足度を社内で利用できるポイントで還元したりとかいう仕組みを作るかもしれません。
#本当に思いつきで書いている

強制から教育を生むことは大事ですが、それに加えて「インセンティブの設計」も同じくらい重要でだなと感じた記事でした。

本日もお読みいただきありがとうございました!

それでは本日も酔っ払ってきます!

また明日〜

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